BeincryptoBeincrypto

ヴィタリック・ブテリン氏とピーター・ティール氏、予測市場プラットフォームに7000万ドルを投資

イーサリアムの共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏とペイパルの共同創設者ピーター・ティール氏は15日、分散型予測プラットフォームPolymarketに7000万ドルのクラウドファンディングを行った。

同投資は、文化、テクノロジー、ニュース、政治の予測プラットフォームであるため、業界に大きな影響があると見られる。

ブテリン氏とティール氏がPolymarketに7000万ドルを投資

Polymarketは、ピーター・ティール氏のFounders Fundが主導するシリーズBで4500万ドルを調達した。また、General CatalystとPolychainが主導する第2ラウンドでは2500万ドルを調達した。

シェイン・コプランCEOは、ヴィタリック・ブテリン氏がこのベッティング・プラットフォームの支援者の1人であることを強調した。ブテリンはOpenAIのCEOであるサム・アルトマン氏を追跡するために利用し、ドナルド・トランプは大統領選の願望を分析するために利用したこともある。

「シリーズBの報道では、今年これまでにPolymarketで2億270万ドル相当の予想が行われました。しかし、最も喜ばしいことは、Polymarketが代替ニュースソースとして広く採用されていることです」とコプラン氏は語った。

選挙ベッティング市場はPolymarketのようなプラットフォームを後押しし、アメリカ選挙に関連するイベントに賭けられた1億7000万ドルを管理している。例えば、ドナルド・トランプは49%の得票率でPolymarketの世論調査をリードしている。

「米国市場について考えるとき、また投資や調査について考えるとき、すぐに配当が得られるものではないことは分かっています」とコプラン氏は付け加えた。

関連記事:Web3分野を代表的する国内外の注目サービス

今回の資金調達は、規制の後退にもかかわらず、米国における暗号資産イニシアティブの勢いを示している。実際、億万長者のティム・ドレイパーは最近、ビットコイン融資の新興企業であるZest Protocolの350万ドルのシード資金調達ラウンドを主導した。