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熱狂がさめたビットコインルーンズ トランザクションは84%減

ビットコインのルーンズ(Runes)プロトコルは、ビットコイントランザクションのシェアを維持するのに苦戦している。4月20日のローンチ以来、ルーンズのトランザクションは週末を中心に8日間にわたりビットコインブロックチェーンのトラフィックを支配してきた。

ビットコインでのルーンズのローンチは、4回目のビットコイン半減期と同時に行われた。この結果、ビットコインブロックチェーン上のトランザクション量が急増し、ビットコイン(BTC)のマイニング収益は初めて1億ドルを超え、1日あたりの収益は1億770万ドルという過去最高を記録した。

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ルーンズプロトコルによる取引は、4月24日までにビットコイン・トランザクション全体の50%以上を占めていた。ピークは4月23日で、これらのトランザクションが帯域幅の81.3%を占めた。しかし、5月2日にはこの数字が11.1%にまで低下した。

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ルーンズの熱狂は、5月4日、5日、6日の週末に再び盛り上がったが、その後は下落傾向にある。5月22日時点で、ルーンズはビットコイン・トランザクションの12.7%を占めており、ビットコインオーディナルズ(0.7%)やBRC-20(1.5%)よりは高いシェアを持っている。残りはBTCが占めている。その結果、ルーンズ取引は過去最高から84%以上減少している。

ルーンズは、ビットコイン分散型金融(DeFi)またはBTCFiとして知られる、ビットコインネットワークにより多くのユーティリティを追加することを目指す開発者運動の一部だ。新たにローンチされたプロトコルをオーディナルズやBRC-20に追加することで、ビットコインネットワークは1日あたり92万6000件のトランザクションという過去最高の数字を記録した。

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しかし、ルーンズプロトコルに関する本当の市場機会は、最初の投資家の熱狂が収まった数か月後に現れないかもしれない。テラウルフの共同創設者兼CEOであるナザール・カーン氏は「ルーンズとオーディナルズはブロックスペースの価値を示している。ビットコインネットワークは最も分散化され、安全で堅牢なネットワークであるため、そこから価値が生まれるユースケースが出てくるだろう」とコインテレグラフに語っている。

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