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メタバースプラットフォーム「ディセントラランド」、LAND所有者が土地の貸出を可能に

メタバースプラットフォーム「ディセントラランド(Decentranland)」は、仮想空間の土地である「LAND」を所有するユーザーが実質的に地主になることを可能にする新しいプラットフォーム機能を発表した。この新機能により、LANDを所有するユーザーは実質的に地主となることができ、所有者はあらかじめ設定された期間、プラットフォーム上の他のユーザーに自分のLANDを貸し出すことができるようになる。

これにより、ユーザーはメタバースの資産から不労取得を得ることができるようになる。

ディセントラランドでは、LANDの所有者を、LANDのスマートコントラクトを所有するアカウントまたはウォレットアドレスと分類し、それが「区画、不動産、またはその両方」であるかどうかを判断するという。

LANDのレンタルはすべてディセントラランドのネイティブトークンであるMANAで行われ、全額前払いとなる。同プラットフォームでは、デジタル大学がキャンパスを建設するために土地を借りたり、DJがクラブやパーティーのためにスペースを借りたりする例が紹介されている。

ディセントラランドの地主は、一般的な物品の賃貸契約と同様に、賃貸契約期間が終了するまで土地を売却することはできず、購入のための入札を受けることもできない。

ツイッター上では、ウェアラブルでも同じようにレンタルサービスを利用できるようにしたらどうかという意見が出ていた。コミュニティーの反応は、全体的にポジティブなものだった。

2022年はメタバースが大きな注目を集めた年だった。メタバースという言葉はオックスフォード辞典のワード・オブ・ザ・イヤーにノミネートされたが、最終的には2位となった。