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新興市場銘柄ダイジェスト:JTOWERは大幅に反発、バードマンがストップ高

<7049> 識学 601 +27

大幅に3日ぶり反発。M&Aコンサルティングサービスの新たなサービスとして仲介業務を開始すると発表している。マネジメント理論「識学」導入企業へ売却を希望する売り手企業を集客・マッチングする。売り手企業は仲介手数料無料とし、M&A成立に目的をおき、インセンティブを排除する。買い手企業からの成功報酬やM&A後の経営統合支援などで売上を見込むとしている。

<2195> アミタHD 1249 -82

大幅に3日続落。東証が1日から信用取引に関する規制措置を強化し、嫌気されている。新規の売付及び買付に係る委託保証金率が50%以上(うち現金20%以上)となった。日証金も増担保金徴収措置を実施している。アミタホールディングス株はトークンエコノミーを設計・開発する子会社を設立するとの発表を受けて11月28日に年初来高値を付けたが、その後は値幅取り狙いの売りに押される展開が続いている。

<7063> バードマン 3915 +700

ストップ高。12月31日(実質的には12月30日)を基準日として、1株につき2株の割合で分割すると発表している。投資単位当たりの金額を引き下げ、投資しやすい環境を整えるとともに株式の流動性向上や投資家層の拡大を図ることが目的。併せて定款を一部変更し、発行可能株式総数を690万株から1380万株に拡大する。Birdman株は11月25日に年初来高値を付けた後は下落していたため、押し目買いも入っているようだ。

<4889> レナサイエンス 345 +14

大幅に3日ぶり反発。NEC<6701>傘下のNECソリューションイノベータ(NES、東京都江東区)と医療分野でのイノベーション創出のため、AIを活用した共創活動検討に関する基本合意書を締結すると発表している。レナサイエンスは医療(診断・治療)に役立つAIを開発し、NESは開発されたAIを医療現場で実行するためのシステム基盤の開発を目指す。透析や嚥下機能障害などの医療分野でのAI事業でもNESと共同で開発に取り組む予定。

<2158> FRONTEO 1051 +85

大幅に3日ぶり反発。国際訴訟のeディスカバリで利用するAIレビューツール「KIBIT Automator」に搭載する新たなコア技術となるAIアルゴリズムを開発したと発表している。仮説モデルに基づき、既存の2種類のAIアルゴリズムの開発・改良で蓄積した様々な知見とノウハウを取り込みつつ、形態素の取り扱い、過学習を抑制できる分類アルゴリズム、複数のアルゴリズムのアンサンブル手法などを新たに開発したという。

<4485> JTOWER 7570 +940

大幅に反発。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>傘下の三菱UFJ銀行と屋外タワーシェアリングの推進を目的とした業務提携契約を締結したと発表している。通信事業者が保有する既存通信鉄塔の買取り(カーブアウト)での資産価値向上策の検討や資金調達で連携し、インフラシェアリングの推進を図る。5Gネットワークの早期整備とともに、既存設備の有効活用による環境負荷の軽減に貢献するとしている。

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