スポティファイ、ポッドキャスト部門で200人をレイオフへ

スポティファイ・テクノロジーSA SPOT は月曜日、同社が数年にわたる大規模な投資の後に事業を再編成するため、レイオフの第2弾としてポッドキャスト部門から200人を削減すると発表しました。

この動きは、音楽ストリーミングの巨大企業の従業員の約2％に影響し、スポティファイとメタ・プラットフォームズ<メタ.O>やロク ROKUのような企業が、不透明な経済状況に対応して2度目の雇用削減を行ったのと同じことになる。

スウェーデンに本社を置くスポティファイの株価は、取引開始直後に約0.5％上昇し、低迷する全体市場を上回った。

スポティファイは近年、ポッドキャスト事業の強化に積極的な投資を行っており、このフォーマットで提供される高いエンゲージメントレベルが、より多くの広告主を呼び込むことを期待していました。

しかし、その結果、同社の営業費用は急増し、昨年は売上高の2倍のスピードで増加した。金利の上昇とインフレ率の高さから、企業も広告への支出を控えている。

これに対し、スポティファイは2023年初めに従業員の6％を削減し、ポッドキャスト事業の形成に貢献し、COVID-19に関する誤った情報を広めたとされるジョー・ローガンの番組に対する反発などの論争を乗り越えて指導したドーン・オストロフの退社を発表した。

ポッドキャスト事業を統括するSahar Elhabashi氏は、月曜日に、同社は "戦略的再編成を行うという困難だが必要な決断を下した "と述べています。

また、Spotifyは、ParcastとGimletのスタジオを統合し、Spotifyのオリジナルを制作するSpotify Studios部門に統合するという。

Spotifyは 、これまで画一的だったアプローチから、番組やクリエイターごとにカスタマイズされたアプローチをとることになると、エルハバシは述べて います。