フェアファックス・ファイナンシャル、ケネディ・ウィルソンに売却されたパックウェストのローンの大半を購入へ

カナダの保険会社Fairfax Financial Partners FFH は月曜日、不動産投資会社Kennedy-Wilson Holdings Inc KW からPacWest Bancorp (PACW.O) の不動産ローンの大部分を21億ドルで購入することに合意したと述べた。

パックウエストは先月、 (link) 74の不動産建設ローンをケネディ・ウィルソンに24億ドルで、2億ドルのディスカウントで売却することに合意していたことが、規制当局への提出書類で明らかになった。

トロントに本社を置くフェアファクスは、パックウエストのローン63本（約23億ドル相当）を購入し、ケネディ・ウィルソンの優先株2億ドルも取得する予定です。

フェアファクスは、平均金利8.6％のローンから将来発生する17億ドルの資金調達義務も引き受けると述べている。

地域金融機関の株価は、月曜日には2％近く下がって7.52ドルでした。この2週間、同社の株価は他の地方銀行と連動して上昇した。これは、危機の最悪期がほぼ終わり、多くの金融機関が基本的に健全であるという投資家の見方が強まったためである。

米国の地域金融機関は、3月に発生した銀行危機を乗り切るために財務の強化を図るため、 (link)、ローン資産の一部を売却している。

特にシリコンバレー銀行（ (SIVBV.UL)）、シグネチャー銀行（ SBNY）、ファースト・リパブリック銀行（ FRCB）の破綻から数週間は、基準を厳しくして融資を減らし、低迷する米国のCREおよび建設市場への最大の貸し手である地域銀行が、この分野でのエクスポージャーを減らしている。