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米FDA、フィリップスの呼吸器機器のリコールを最も深刻なものと認定

米国食品医薬品局(FDA) は月曜日、フィリップス INPHIの呼吸器のリコールを、その使用が重傷または死亡を引き起こす可能性があるとして、最も深刻なタイプに分類した。

オランダの医療機器メーカーは3月29日にこのプロセスを開始し、米国内で73,000台の機器をリコールしている。

リコール対象となる人工呼吸器には、トリロジーEvo、Evo O2、EV300などが含まれる。これらの人工呼吸器は、呼吸器疾患を持つ人々が規則正しいリズムで呼吸を続けるのを助けるものである。

フィリップス社は、一部の人工呼吸器の空気の通り道に環境からのほこりや汚れなどの汚染物質が検出されたため、これらの人工呼吸器をリコールすることにした。

FDAによれば、同社はこの問題について542件の報告を受けている。同保健機関によると、現在、この問題に起因する負傷報告が2件、死亡報告が1件あるという。

デバイスは2019年3月26日から2023年3月22日の間に配布された。

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