【独自調査㊲】当社取扱の中古オフィス家具の傾向や動向等を示す指数をとりまとめました。オフィスバスターズが、独自にまとめた'24年3月度の「中古オフィス家具指数」を発表します。

2024年4月20日04:51 UTC

オフィスバスターズ

株式会社オフィスバスターズ（東京都中央区代表取締役社長:熊谷正慶＜東京証券取引所 TOKYO PRO Market 証券コード:5890＞以下当社）は、2024年3月度の中古オフィス家具指数を取りまとめました。毎月当社の中古オフィス家具動向を広く皆様へお伝えすることで、当社をご利用いただいた法人及び個人の方々の動向や推移などをご案内しています。

マーケット全体

'24年3月は主要5区の空室率は0.39％減少、賃料は44円増加の結果となる。有効求人倍率1.26倍と0.1ポイント減少、失業率は2.6％と0.2％増加などの結果の中ですが、オフィスの動きは活発であった。昨年コロナ5類移行後初めてのオフィス需要期であったが、3月は立地改善や統合などに伴う成約が進み、大規模ビルでも成約があった模様。家具メーカー各種の業績も好調な様子であり、オフィスに好況がみられた。

商材の変化

〇チェア：↑ 販売価格 812円減少（昨月）/ 1,087円増加（昨年）・・・

金額よりも質重視の商品選定が多い印象。多機能、メッシュ地の商品の売れ行きが好調である。また色もカラフルな商品の需要が最近は高い。

〇デスク　：↑ 販売価格 1,128円増加（昨月）/ -153円減少（昨年）・・・

変わらずフリーアドレスデスクの需要は高い。一部ABW化も意識した昇降デスクの需要も高まってきている。

〇書庫：↑ 販売価格 1,777円増加（昨月）/ 3,873円増加（昨年）・・・

入荷後即完売を繰り返す様な状況で、大変に問合せが多かった。中古市場でも慢性的に枯渇状況になってきた。

× ロッカー：↓ 販売価格-4,432円増加（昨月）/ 1,212円増加（昨年）・・・

更衣用ロッカーの販売数が伸びた事により販売単価は減少したが、大きく伸ばす事ができた。ダイヤル錠が一般的になりつつある。

○ テーブル：↑ 販売価格 1,063円増加（昨月）/ 2,710円増加（昨年）・・・

大型テーブルからスタックテーブルまで幅広くお問合せが多い。キャスター付のワークテーブルのニーズも高まってきている。

今月の所見

業界的にも繁忙時期と称されるだけあり、3月度は、全国的に活況であった。昨年と変わって今まで買い控えをしていた企業も本格的に動き出した印象である。2月も多かったが、3月も拠点開設やオフィスリニューアルの動きは引き続き多く、それに伴なったデスク、チェアのまとまった数でのご購入が増え続けている。4月もこの波は続く見込みである。

調査概要

調査対象　　　：当社販売展開店舗

調査期間　　　　：2024年3月1日~同年3月31日

調査機関　　　　：当社独自調査（出典：自社運用販売データ）

調査対象　　　　：当社取扱販売商品（チェア/デスク/書庫/ロッカー/テーブル）

調査・算出　　　：当社運用販売データ調査

■本件お問合せ先：

株式会社オフィスバスターズ

当社マーケティング委員会

担当：室矢

受付時間 (平日) 9:00～18:00

03-6262-3155