パロアルト、第3四半期の売上高が予想を下回り株価下落

サイバーセキュリティ企業のパロアルトネットワークス PANWは火曜日、第3四半期の売上高がウォール街の予想を下回ると予想した。

カリフォルニア州サンタクララを拠点とする同社の株価は、拡大取引で20％以上下落し、ライバルのズスケーラー ZSとフォーティネット FTNTの足をそれぞれ8.4％と4.4％引っ張った。

企業はデジタル化とクラウドへの移行を加速させ、オンライン脅威の影響を受けやすいデジタルの世界を進んでいる。支出の低迷は、パロアルトのような企業の需要に打撃を与えている。

さらに、 企業内外のネットワーク間のトラフィックを検査することで、企業境界（ ）の安全確保を支援するファイアウォール事業の成長鈍化も需要に打撃を与えている。

「米国連邦政府向けビジネスが大幅に不足しました。この傾向は第3・4四半期も続くと予想しています」とニケシュ・アローラCEOは決算後の電話会議で述べた。

また、2025年後半に向けては、2桁台半ばから後半の売上成長という当初の予想に戻るはずだと付け加えた。

LSEGのデータによると、パロアルトは第3四半期の売上高をアナリストの平均予想26億2000万ドルに対し、23億ドルから23億5000万ドルと予想した。

1月31日に終了した第2四半期の売上高は、予想19.7億ドルに対し約19％増の19.8億ドル。

項目を除いた第2四半期の1株当たり利益は1.46ドルで、予想の1.30ドルを上回った。

サイバーセキュリティ企業はまた、年間請求額を事前予想の107億ドルから108億ドルから101億ドルから102億ドルの範囲に引き下げた。