ウォルマート傘下のIbottaがIPO価格を上回り急騰

** 顧客還元アプリとデジタル・プロモーション企業であるIbotta Inc (IBTA.N)の株価は、IPOが予想を上回った後、木曜日のNYSEデビューで急上昇した。

** IBTAは88ドルのIPO価格に対して117ドルで始まり、最終的には109ドルで24％上昇した。

** 660万株のIPO (link) 水曜深夜、市場予想レンジの76～84ドルを大幅に上回る価格で、総額5億7730万ドルを調達。

** 取引規模は今週初めの565万株から拡大

** IbottaはIPOで250万株を売り出し、ブライアン・リーチCEOとコーク・インダストリーズのユニットを含む既存株主は残りを売却した。

** ウォルマート WMTは約8.3％、およそ270万株の株式を保有しており、公募では売却しなかった。

** 2021年に築かれた戦略的関係の一環として、Ibottaはウォルマートのデジタル・アイテム・レベル・リベート・オファーの独占プロバイダーとなり、小売業者に対して株式購入ワラントを発行した。

** 昨年は3,800万ドルの純利益を計上したのに対し、2022年は5,500万ドルの赤字。2024年第1四半期は、売上高8,080～8,230万ドル、純利益730～930万ドル（前年同期430万ドルの損失）、少なくとも前年同期比40％増を見込む。

** IPOの主幹事はゴールドマン、シティ、BofAが務める。