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ウォール街はブラックリストに載った中国企業に数十億ドルを誘導:調査、WSJ報道

ウォール街が何十億ドルものアメリカの退職金やその他の投資を使って、ブラックリストに載った中国企業数社を含むインデックス・ファンドの株を購入していたことが、議会の調査で明らかになったと、ウォール・ストリート・ジャーナル紙が木曜日に報じた。

(link) この調査は、米国が中国に対抗するための戦略を考案する権限を与えられた超党派の下院委員会が行ったもので、世界最大の資産運用会社であるブラックロック BLKとインデックスプロバイダーであるMSCI MSCIに焦点を当てたものだという。

ブラックロックとMSCIは、ロイターのコメント要請に即座に応じなかった。

世界最大の経済大国である米国と中国の関係は、台湾、COVID-19パンデミックの起源、スパイ疑惑、人権問題、貿易関税などの問題により、近年緊張している。

中国共産党に関する下院特別委員会は、インデックス・ファンドへの投資を通じて、アメリカの金融機関が昨年65億ドルをアメリカの旗を立てた中国企業63社に流したと結論づけた。

同委員会からのコメントは得られていない。

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