グーグル、AI推進のためディープマインドとリサーチチームを統合

アルファベット傘下のグーグル GOOGは木曜日、AIポートフォリオを開発するための最新の取り組みとして、リサーチ部門とDeepMind部門に人工知能モデルの構築に重点を置くチームを統合すると発表した。 グーグルは、安全なAI開発に重点を置くResponsible AIチームをResearchからDeepMindに移し、AIモデルが構築されスケールアップされる場所に近づけるとブログで発表した。 この動きは、AIの安全性に関する世界的な懸念が高まり、このテクノロジーに対する規制を求める声が高まるなかでのことだ。 ディープマインド・チームは、昨年末に発表されたグーグルの最先端人工知能モデル「ジェミニ」の開発を支援しており、ビデオ、音声、テキストなどさまざまな形式の情報を解析することができる。 ジェミニの展開はアルファベットの株価上昇に貢献したが、一部の歴史的な画像生成描写が不正確であったため、非難を浴びた。グーグルはその後、画像生成機能を一時停止した。

検索エンジンの巨人は、AI開発に焦点を絞り、チャットＧＰＴとSoraメーカーのオープンＡＩのパートナーであるマイクロソフト MSFTのようなライバルの先を行くために、1年前に研究ユニット (link) Google BrainとDeepMindを統合した。

これとは別に、マイクロソフト MSFTは先月、ディープマインドの共同設立者である (link) Mustafa Suleyman氏を、新設された消費者向けAI部門の責任者として起用した。

グーグルのAIチームにおける統合は、同社がAIとオートメーションへの投資を強化する中でも、一連の人員削減（(link)）とコスト削減の後に続くものだ。 グーグルCEOのスンダル・ピチャイは昨年、同社は2024年に一連のAIモデルをリリースする予定だと述べた。