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米環境保護局、高エタノール混合ガソリンの一時的な販売拡大を発表へ - 関係筋

米国環境保護庁は、今夏の高エタノール混合ガソリンの販売を一時的に拡大する計画を金曜日までに発表する予定である。

この措置は、アメリカ人がE15(エタノールを15%混合したガソリン)を買い続けられる期間を、6月1日から9月15日まで延長するものである。

ガソリンにエタノールを添加することは、暑い季節にスモッグ汚染を増加させることが知られているが、調査ではE15と、より広く利用されているE10ブレンドとの間にほとんど差がないことが示されている。

EPAはコメントを求めなかった。

今回の発表は 、サウスダコタ州選出のジョン・チューン上院議員(共和党)やイリノイ州選出のディック・ダービン上院議員(民主党)をはじめとする議員たちが、バイデン米大統領に宛てた 書簡の中で、E15の販売拡大はウクライナや中東の情勢不安におけるエネルギー安全保障の強化につながると主張したことを受けたものである。

バイデン政権はここ数年、ガソリン価格を 抑えるため、夏場の一時的なE15の販売を認めてきた。こうした 決定は、今年の大統領選挙を前に重要な選挙区であるファーム・ベルトから喝采を 浴びた。

コーン・ロビーは、E15の通年販売を拡大しようと長い間努力してきた。この努力は、2月に政権が 中西部の州知事からの要請 ( (link) )を承認し、 2025年から各州でのE15の夏期販売を認めることで 頂点に 達した。

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