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ヘッジファンドは4月に弱気に転じたとゴールドマンが発表

ゴールドマン・サックスのメモによると、世界のヘッジファンドは今年に入ってから最も株式に対して弱気に転じている。

木曜日に投資家に送られ、金曜日にロイターが目にしたメモによると、彼らはロング・ポジションを捨て、北米、ヨーロッパ、そして発展途上のアジアを中心に、すべての地域でショート・ポジションを増やした。

ショート・ポジションや弱気ポジションは資産の値下がりに賭けるもので、ロング・ポジションは値上がりを期待するものである。

() ヘッジファンドは、過去3ヶ月間、買いポジションを維持していたが、4月中旬には売りポジションを維持するようになった。

米S&P500種株価指数は4月に入ってから約4%下落し SPX、欧州と中国の株価指数はそれぞれ約2%下落している。

ヘッジファンドの警戒姿勢とリスク選好度の低下を示唆している。

ヘッジファンド・コンサルティング会社アジェクロフト・パートナーズの創設者で最高経営責任者(CEO)のドン・スタインブルッゲ氏は、「米国株の高いバリュエーション、高止まりするインフレ、地政学的リスクに対する投資家の懸念から、マーケット・ニュートラルや株式のロング・ショートに大きな関心が集まっている」と述べた。

高級品、電化製品、自動車などの "いいもの "を生産する消費者裁量株は、最も空売りを集めたという。

また、中東情勢の緊迫化((link))がエネルギー価格を押し上げ、一般的にエネルギー株を押し上げているにもかかわらず、ヘッジファンドはエネルギー関連銘柄のショートを続けている。

トレーダーは食品・飲料などの消費者関連株のロング・ポジションを追加し、ヘルスケア株にも買いを入れた。

ヘッジファンドは、数年来の高値を維持している半導体および関連機器株の買いポジションを維持した。

多くのヘッジファンドがこのセクターの空売りを始めたため、ソフトウェアへの投資は3年ぶりの低水準に落ち込んだ。

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