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シンクロニィの第1四半期利益、アリーとの取引に絡む引当金増加で予想を下回る

消費者金融のシンクロニー・ファイナンシャル SYFの第1四半期の利益は予想を下回り、アリー・ファイナンシャル ALLYのPOSファイナンス部門の買収に伴う引当金が引当金を押し上げた。

シンクロニーは3月、プライベートブランドや共同ブランドのクレジットカードといった主力商品以外にも事業を拡大するため、 (link)。しかし、シンクロニーによると、買収の一環として取得したローンに対して1億9000万ドルの引当金を計上しなければならなかった。

ポイント・オブ・セールス・ファイナンスは、顧客が一定期間にわたって購入代金を支払うことを可能にする。今買って後で払うローンに似ているが、通常、返済期間が長い大きな買い物の資金調達に使われる。

シンクロニーの株価は鐘が鳴る前に3.2%下落した。S&P500種金融株指数 SPFの9.3%上昇と比較すると、今年最後の終値で12%上昇している。

連邦準備制度理事会(FRB)の利上げを背景に、純利息収入(貸出金利と預金金利の差額)は9%増の44億1000万ドルだった。

利益は昨年の2倍以上となった。LSEGによると、ペット保険事業売却益を除いたシンクロニーの1株当たり利益は1.18ドルで、予想の1.35ドルを下回った。

信用損失引当金は18億8000万ドルで、アナリスト予想の16億5000万ドルを上回った。

同社は自社株買いと配当を通じて4億200万ドルの資本を株主に還元した。

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