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サーモ・フィッシャー、医療機器の需要改善で利益予想を上方修正

サーモ・フィッシャー TMOは2日、ウォール街の四半期利益予想を上回り、年間利益見通しも上方修正した。

医療機器メーカーである同社は1月、治療薬やワクチンの製造に使用される同社のサービスに対する需要が、少なくとも今年前半まで (link)、それ以降は回復する可能性があることを示唆した。

マサチューセッツ州ウォルサムに本社を置く同社は、年間調整後利益が1株当たり21.14ドルから22.02ドルになると予想している。

LSEGのデータによると、アナリストは2024年の利益を一株当たり21.53ドルと見積もっていた。

コントラクト医薬品メーカーは、金利上昇の中、2023年にバイオテクノロジー企業の顧客が支出を減らすのを目撃した。アナリストの中には、 (link)、2023年の米国での規制当局による承認が好調であったことから、今年はバイオテクノロジー企業への資金供給が安定する可能性があるとしている。

臨床試験や医薬品開発に使用される製品やサービスを提供するラボラトリー製品部門の売上高は57億2000万ドルで、アナリスト予想の51億7000万ドルを上回った。

同部門はサーモの総売上高103億5000万ドルの半分以上を占め、これも予想の101億7000万ドルを上回った。

調整後の1株当たり利益は5.11ドルで、予想の4.71ドルを上回った。

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