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アトラシアン、AIベースのクラウドサービス強化で第4四半期の収益は好調と予測

エンタープライズ・ソフトウェア・メーカーのアトラシアン TEAMは11日、第4四半期の売上高がウォール街の予想を上回ると予想した。

企業の多くがサーバーからクラウドに移行し、有料のプレミアム版を選択する傾向が強まっているためだ。

第3四半期のクラウド収益の伸びは前年同期比30%増の7億300万ドルで、これは主に同社がサーバーのサポート終了を発表した後、企業がAI対応クラウドプレミアムに移行したことが要因となっている。

共同創業者のスコット・ファーカーとマイク・キャノン・ブルックスが共同CEOとして率いていた同社は、ファーカーが退任し、ブルックスがCEOを継続すると発表した。

30万人以上の顧客を持つアトラシアンは、計画とプロジェクト管理のためのJiraソフトウェア、コンテンツ作成のためのConfluenceなどのコラボレーションツールを提供している。

LSEGのデータによると、アトラシアンの第4四半期の売上高は11億1000万ドルと予想されていたが、11億2000万ドルから11億4000万ドルの範囲になると予想されている。

アトラシアンの3月31日までの3ヶ月間の売上高は11億9000万ドルで、アナリストの平均予想は11億ドルだった。

同社は、前年同期の1株当たり81セントの損失に対し、当四半期は5セントの利益を計上した。

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