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アバロンベイのFFO予想は、一部の賃貸市場が低調なままであることから、圧迫感を感じている。

アバロンベイ・コミュニティーズ AVBは21日、北カリフォルニアの賃貸市場の低迷が郊外の沿岸部市場の好調を相殺したため、通期の営業利益(FFO)() をウォール街の予想をわずかに下回ると予想した。

同社は、不動産投資信託(REIT) にとって重要な指標である通期FFOは、1株当たり10.63ドルから11.03ドルの範囲になると予想している。LSEGのデータによると、アナリストの平均予想は1株当たり10.86ドルだった。

アバロンベイのポートフォリオは、シアトルやサンフランシスコ などの都市に所在するが、需要の低迷と旺盛な供給により、賃貸料が低迷 している。しかし、ニューヨーク郊外、フロリダ州南東部、ワシントンD.C.などの市場では堅調な賃貸料の伸びが見られた。

第2四半期の予想FFOは1株当たり2.59ドルから2.69ドルの範囲となる見込み。アナリストの平均予想は1株当たり2.70ドル。

しかし、第1四半期の1株当たりFFOは2.73ドルで、予想の2.65ドルを上回った。

3月期の既存店レンタル収入は前年同期比4.3%増だった。

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