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アッヴィ、Skyriziの販売好調で年間利益予想を上方修正

アッヴィ ABBVは金曜日、免疫薬スカイリッジと抗がん剤インブルビカの好調な売上により、第1四半期のウォール街の予想を上回ったことから、年間利益予想を上方修正した。

同社は現在、今年の調整後利益を1株当たり11.13ドルから11.33ドルと予想している(前回予想は10.97ドルから11.17ドル)。

LSEGのデータによると、アナリストの平均予想年間利益は11.10ドル。

アッヴィとその投資家たちは、昨年独占販売権を失い、類似品が参入するまで世界最大の売上を誇っていたヒュミラの売上減を補うため、新型免疫薬スカイリジーとリンボックの売上に注目している。

Skyriziの売上高は20億1,000万ドルで、予想の19億4,000万ドルを上回り、Rinvoqの売上高は10億9,000万ドルで、予想の10億6,000万ドルをわずかに上回った。

ヒュミラの売上高は約36%減の22.7億ドルで、予想の22.8億ドルとほぼ一致した。

昨年、米国では9つのバイオシミラーが発売されたにもかかわらず、アッヴィはヒュミラ市場の98%以上((link))を維持している。

今月初め、ドイツの医薬品メーカー、ベーリンガー・インゲルハイムは、米国でのヒュミラ・バイオシミラーの販売不振を理由に、同社の米国営業部隊の一部((link))を解雇すると発表した。

また、アッヴィのインブルビカが米国のメディケア保険制度との交渉対象10品目のひとつに選ばれたことで、投資家は2026年からの価格下落の可能性を懸念している。

同社は10月、イムブルビカの売上減少見込みに関連して21億ドルの費用を計上した((link))。最終的な薬価は8月1日に発表される予定。

インブルビカの売上高は8億3,800万ドルで、予想の7億4,400万ドルを上回った。

アッヴィの調整後利益は1株当たり2.31ドルで、予想の2.23ドルを上回り、総売上高は123.1億ドルで予想の119.2億ドルを上回った。

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