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ジンバブエ、マスク社のスターリンク・インターネット・サービスのライセンスを承認

ジンバブエの通信規制当局がイーロン・マスク氏のスターリンクのライセンスを承認し、スペースX社の衛星部門がアフリカ南部の国で事業展開できるようになったと、エマーソン・ムナンガグワ大統領が土曜日に発表した。

この決定により、ジンバブエ全土、特にすべての農村部において、高速で低コストのLEO(low-Earth-orbit) インターネットインフラが展開されることが期待される」とムナンガグワ大統領は声明で述べた。

ムナンガグワ氏は、「スターリンクは、唯一の現地独占パートナーであるIMCコミュニケーションズを通じてサービスを提供する」と述べた。

2021年の世界銀行の報告書によると、ジンバブエの人口の34.8%しかインターネットにアクセスできなかったという。

ジンバブエのインターネット・サービスは3つの大手モバイル・ネットワーク・オペレーターによって独占されている。

Starlinkの認可は、ザンビアなどの近隣諸国からStarlinkキットを密輸入する未登録ユーザーを政府が取り締まる中で行われた。

スターリンクは現在、ナイジェリア、モザンビーク、ザンビア、ケニア、マラウイなど、アフリカ各国で公式に提供されている。

先月、カメルーンは、このプロバイダーが認可を受けていないとして、同国の入港地でスターリンク機器の押収を命じた。

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