メリー・ポピンズの作詞家、リチャード・シャーマンが95歳で死去。

イッツ・ア・スモールワールド(アフター・オール) 」やメリー・ポピンズの「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」、「チム・チム・チャーイー」、「スプーンいっぱいのシュガー」など、世代を超えたディズニーの名曲を生み出したリチャード・シャーマン氏（95）が土曜日に死去したとウォルト・ディズニー社がウェブサイトで発表した。

カリフォルニア州ビバリーヒルズの病院で亡くなった。死因は "加齢による病気 "としか記されていない、とディズニーの死亡記事にはある。

シャーマンは、亡き兄ロバート・シャーマンと共に有名な作曲チーム「シャーマン・ブラザーズ」の片割れであり、ウォルト・ディズニーのクリエイティブ・サークルの一員とみなされていた。

兄弟は、当時最も多作な作曲家・作詞家の一人として賞賛された。彼らは200曲以上を書き、アカデミー賞に9回ノミネートされ、アカデミー賞を2回、グラミー賞を3回受賞し、数十年にわたるキャリアの中で24枚のゴールド・プラチナ・アルバムを獲得した。

「リチャード・シャーマンは、ディズニー・レジェンドであることの意味を体現する存在であり、兄のロバートとともに、私たちの人生のサウンドトラックの大切な一部となった愛すべき名曲を生み出した」と、ウォルト・ディズニーのCEOボブ・アイガーは声明で述べた。

作曲家としてのキャリアをスタートさせる前、彼はバード・カレッジで音楽を専攻し、1950年代初期にはアメリカ陸軍で陸軍バンドとグリークラブの指揮者を務めた。

2005年、兄弟はソングライターの殿堂入りを果たし、その3年後にはホワイトハウスで授与される国民芸術勲章を授与された。

2012年にロバート・シャーマンに先立たれた。

シャーマンには66年間連れ添った妻エリザベス、息子グレゴリー、その他多数の親族がいる。葬儀の予定は発表されていない。