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ファイブポイント傘下のランドブリッジ、NY証券取引所デビューで株価24%高騰

石油資源の豊富なパーミアン・ベースンの土地所有者であるランドブリッジ (LB.N)の株価は、金曜日のニューヨーク証券取引所デビューで、公開価格を23.5%も上回った。

株価は1株19ドルで始まり、ヒューストンに本社を置く同社の評価額は13億7000万ドルに達した。株価は21ドルまで上昇し、最終取引価格は20.70ドルだった。

(link) 同社は1,450万株を1株17ドルで売却し、2億4,650万ドルを調達した。

この上場は、IPO市場にとって全般的に好調な四半期を締めくくるものであり、注目度の高い新規株式公開に支えられ、2年ぶりの高水準となった。

ランドブリッジはテキサス州とニューメキシコ州に約22万エーカーの土地を所有し、主に米国で石油・天然ガスの探査・開発が最も活発なパーミアン・ベースンのデラウェア小盆地の中心に位置している。

土地所有者は、石油と天然ガスのロイヤルティ、汽水や地表利用のロイヤルティなどの資源販売から収入を得ている。

プライベート・エクイティ会社のファイブ・ポイント・エナジーによって2021年に 設立されたランドブリッジは、 同時開催の第三者割当増資でも 75万株をIPO価格で売却し、約1280万ドルを調達した。

投資マネジャーのホライゾン・キネティクス・アセット・マネジメントが管理する特定のファンドや口座は、この募集で最大8000万ドル相当の株式を購入することに関心を示していた。

ランドブリッジの主な顧客には、石油・ガス会社のコノコフィリップス COP、EOGリソーシズ EOG、オクシデンタル・ペトロリアム OXY、ミューボーン・オイルのほか、中流水利会社のウォーターブリッジが含まれる。

ファイブ・ポイントは公募後、ランドブリッジの株式の過半数を間接的に所有することになる。

IPO資金は債務の一部返済とファイブ・ポイントへの分配に充てられる。

この株式公開は、ゴールドマン・サックスとバークレイズ・キャピタルが率いるウォール街の銀行10行以上からなるシンジケート団が引き受けた。

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