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原油価格の地政学的リスクプレミアム、今後数カ月で緩和へ=ゴールドマン

ゴールドマン・サックスは23日、原油価格における地政学的なリスクプレミアムは1バレル当たり5─10ドルと依然として高いが、今後数カ月で一段の緩和が見込まれるとし、北海ブレント先物の1バレル当たりの上限を90ドルとするレンジ見通しを維持した。

メモで、北海ブレントの上限90ドルという見通しは中程度の弱気なファンダメンタルズによって支えられていると指摘。海上輸送中だった原油が陸上に荷降ろしされたことで過去1カ月間で原油在庫が増加したほか、米国の石油掘削リグ稼働数が先週、7カ月ぶりの高水準になったとした。

また製油所の稼働が減少したため、中国の今週の需要予測が日量20万バレル減少したとした。

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