バーリプレイで利用できるデータ量はどのくらいですか?
シンボルやチャートの時間足の選択によって、バーリプレイの過去データ量が異なる場合があります。日足や日足をベースにした時間足では、利用できるかぎりのデータがすべてチャート上に表示され、バーリプレイモードでもそれと同じデータを利用することができます。日中の時間足の場合はTradingViewで保持できるデータ量に限りがあり、プランによってバーリプレイで利用できる期間の長さが異なります。
Essentialプランの場合
- 計算式: 6週間×時間足(分単位)
- 上位の時間足を選択すれば、それだけ多くの日中データが利用できるようになります。
例
1分足チャートでは6週間前、2分足チャートでは12週間前、5分足チャートでは30週間前、15分足チャートでは90週間前まで遡ることができます。
Plusプランの場合
- 計算式: 6カ月×時間足(分単位)
- Essentialプランよりも「バーリプレイ」で利用できる日中データの量が増えます。上位の時間足を選択すれば、それだけ多くの日中データが利用できるようになります。
例
Plusユーザーであれば、分足の1分につき6カ月分のデータにアクセスすることができます。2分足の場合だとこの制限が2倍に延長されるため、1年分の2分足データがご利用可能になります。3分足では3倍になり、18ヶ月分の3分足データをご利用いただけます。
プラン | 秒ベースの時間足 | 1分足 | 2分足 | 3分足 | 5分足 | 15分足 |
Essential | - | 6週間 | 12週間 | 18週間 | 30週間 | 90週間 |
Plus | - | 6ヶ月 | 12ヶ月 | 18ヶ月 | 30ヶ月 | 90ヶ月 |
Premiumプランおよび各種プロフェッショナルプランの場合
Premiumプランおよびプロフェッショナルプラン (ExpertとUltimate) では「バーリプレイ」で利用できる日中の過去データがさらに増え、TradingViewのデータストレージ上に存在する全データをリプレイすることができます。ここでいう「全データ」とは弊社が保有する過去データすべてのことであり、特別な制限は設けられていません。1時間/1分/1秒 — どの時間足であっても過去データに最大限アクセスすることができ、そのシンボルについてTradingViewがカバーしているところまで過去に遡ってリプレイすることができます。
過去データの量は選択したシンボルとチャートの時間足によって異なる場合があります。日中の時間足の場合はTradingViewで保持できるデータ量に限りがあるので、日中の時間足のデータ量が日足よりも少ないケースがあります。たとえば、NASDAQ:AAPLを日足で表示する場合、日足の過去データの開始点は1980年12月12日ですが、1分足のデータは2000年1月3日から始まり、1秒足のバーだとリプレイできる一番古いデータは2022年8月17日になります。
1分足のデータだけを例にとっても、シンボルによって2011年や2009年までしか遡ることができないものもあれば、2000年まで遡ることができるものもあります。最後の例だと「リプレイモード」で最大20年以上の分足データがリプレイ可能です。ただし、これらよりも日中の過去データが少ないシンボルもあり、そのぶんリプレイで表示できるデータも少なくなります。
秒ベースの時間足については、TradingViewでは2022年8月からデータを保存しており、秒足のバーの中で最も古いものは2022年8月17日にまで遡ってリプレイできます。
つまり、Premiumプランと各種プロフェッショナルプランでは、シンボルのデータを弊社ストレージでカバーしている範囲まで遡ってリプレイすることができることになります。以下にその例を示します:
シンボル | 最初の1秒足のバー | 最初の1分足のバー | 最初の日足のバー |
NASDAQ:AAPL | 2022年8月17日 | 2000年1月3日 | 1980年12月12日 |
NASDAQ:MSFT | 2022年8月17日 | 2000年1月3日 | 1986年3月13日 |
SP:SPX | 2022年8月17日 | 2000年1月3日 | 1871年1月1日 |
TVC:VIX | 2022年8月17日 | 1997年4月8日 | 1990年1月3日 |
TVC:DXY | 2022年8月17日 | 2007年3月13日 | 1967年1月31日 |
FX:EURUSD FX:GBPUSD | 2022年8月17日 | 2001年11月28日 | 1971年1月4日 |
BITSTAMP:BTCUSD | 2022年8月17日 | 2011年8月18日 | 2011年8月18日 |
BITSTAMP:ETHUSD | 2022年8月17日 | 2015年8月7日 | 2015年8月7日 |
なお、上記のリプレイデータの制限は、先物つなぎ足のチャート - 1! や 2! のシンボル(たとえば、ES1!やNK2251!)および「日足で清算価格を終値として利用」する設定が有効になっている先物銘柄には適用されない点にご注意ください。これらは合成シンボルであるという特性から日中の時間足のデータ量に独自の制限があり、プランによって以下の相違点があります:
- Premium/Expert/Ultimateプランのユーザーは、秒ベースの時間足すべてにおいて合成シンボル30日分の秒データにアクセスできます。
- Premium/Expert/Ultimateプランのユーザーは、合成シンボル1年分の1分足データにアクセスできます。2分足の場合、上限は2倍になり、2年分の2分足データを利用できます。3分足の場合、上限は3倍になり、3年分の3分足データを利用できます。以下同様に上限が増加します。
- Plusプランのユーザーは、1分足チャートで6ヶ月前、2分足で12ヶ月前…(以下同様)まで遡ることができます。
- Essentialプランのユーザーは、1分足チャートで6週間前、2分足で12週間前…(以下同様)まで遡ることができます。
ご自身のプラン内容に照らして、あるシンボルでリプレイ可能なバーはどこから始まるのかを調べるには、リプレイモードをオンにしてリプレイパネルのドロップダウンメニューから「日時を選択...」を選択し、「利用可能な最初の日付を選択」ボタンを押してください。
そうすると「日時を選択」メニューから、一番最初のバーをはじめとして利用可能な過去データの範囲であればどのバーからでもリプレイを開始することができます。
さらに日中データを遡ってアクセスするには、バーリプレイの開始点をそれよりも上位の時間足で選択してから下位の時間足へと切り替える必要があります。たとえば、過去の1分足のバーをリプレイしたい場合は、いったん日足に戻ってからリプレイモードをオンにし「バーを選択」のオプションを選択します。そして、ご自身のプランの制限内で開始点を選択したのち、1分足に切り替えて「再生」ボタンを押します。
バーリプレイで指定したリプレイの開始点が遠すぎて選択した期間に利用可能なデータがない場合は、自動的に利用できるバーのうちで一番過去にあるバーを表示します。
時間足を上位から下位に切り替えた際に、上位の時間足(例:1日)では利用できるデータが下位の時間足のチャート(例:1分)では日中データについてプランの上限に達しているため利用できないというケースや、そもそもTradingViewのデータストレージにそれほど過去に遡れるだけの日中データがないというケースもあり得ます。この場合、時間足は変更されずにチャート画面の左下に 「データポイントが利用できません」というメッセージが表示されます。
リプレイで下位の時間足を使いたい場合は「日時を選択」オプション → 「利用可能な最初の日付を選択」ボタンを使用して、下位の時間足で利用できるデータの開始点を選択する必要があります。