オプション取引のギリシャ指標 ガンマ

ガンマとは、原資産価格が1ポイント変化したときのデルタの変化率を示すものです。数学的には、原資産価格に対するデルタ値の一次導関数であると同時に、原資産価格に対するオプション価格の二次導関数となっています。別の言い方をすれば、ガンマは原資産の値動きに対するデルタの感応度を示すものになります。

ガンマは、デルタニュートラル戦略の安定性評価に利用されます。ガンマ値が高い場合、戦略をニュートラルに保つために追加のヘッジを頻繁に行うべきケースもあります。

オプションがアット・ザ・マネーの状態にあると、ガンマ値が最大になります。