資金調達率
永久先物(従来の先物とは異なります)を原資産となるスポット価格と釣り合わせるための定期的な資金調達です。資金調達率は、市場の状況に応じてプラスまたはマイナスになります。資金調達率がプラスの場合(永久先物がプレミアムで取引されている場合(コンタンゴ))は、ロングの保有者がショートの保有者に支払います。マイナスの場合(永久先物がディスカウントで取引されている場合(バックワーデーション))は、ショートの保有者がロングの保有者に支払います。
一般的に、資金調達率は「金利 + プレミアム指数」で計算されます:
- 金利とは、資本コストを考慮した固定料金です。通常、取引所で設定されます。
- プレミアム指数とは、永久先物価格とスポット価格の差です。
なお、取引所によってはこの計算式に独自の補正を適用する場合もあります。
インジケーター検索パネルの「ファンダメンタル」タブにある「資金調達率」をチャートに追加して、データを確認することができます。

数値はパーセントで表示されます。
これらの取引所の暗号資産デリバティブで、「資金調達率」を利用することができます: BINANCE、BITGET、BITMEX、BYBIT、COINBASE、DERIBIT、HTX、KRAKEN、OKX