大型グロース株が30年金利上昇でパフォーマンスが低下する相関性大型グロースと大型バリューの相対パフォーマンスと30年金利の関係性をグラフ化しています。
■青色ライン
IVW / IVE(青色ライン)で大型グロースと大型バリューの相対パフォーマンスを出しています。
└ IVW:大型グロースETF
└ IVE:大型バリューETF
IVW / IVEが上昇 = 相対的にグロースのパフォーマンスが高い(バリューのパフォーマンスが低い)
IVW / IVEが下落 = 相対的にグロースのパフォーマンスが低い(バリューのパフォーマンスが高い)
今月はずっと下落、今週も下落しています。
今週はほぼ全面安ですが、相対パフォではグロースが不利。バリュー優位が継続。
■橙色ライン
橙色ラインは30年金利です。
波形で見た目でも傾向がわかります。
30年金利が上がると、青色ラインは下がる。
30年金利が低下すると、青色ラインは上がる。
下段のグラフが青色ラインと30年金利の相関性をグラフ化したものです。
-0.65を下回る期間が長いですね。ぼちぼち逆相関しているということです。
逆相関は、一方が上がると、もう一方が下がる関係性を示します。
■まとめ
相関関係からは30年金利が上昇する局面では、
相対的に大型グロースのパフォーマンスが落ち、大型バリュー優位ということです。
そして現在は、30年金利が上昇局面。
大型グロース株が崩れ始めている要因のひとつかもしれませんね。