MUの下落余地は小さい。今が買い場と考える理由テクニカル面
①継続した上昇トレンドにより一時は一株150ドルを超えたが、大陰線の発生により上昇トレンドが崩れた。
②現在下落トレンドが継続中である。
③ランナウエーギャップ(上昇トレンド中の出来高を伴った大きな窓)が2024年3月に発生したが、こちらは大きな支持線となり窓を埋める可能性は少ない。
④また2023年11月、2024年の底値を結ぶトレンドラインがある。③の抵抗線と併せて考えると100ドル台で反発する可能性は高いと考える。
ファンダ面
①半導体の先行き不透明感およびセクターローテーションにより、高PERであった半導体銘柄が短期的に売られている。
②トレーディングビューのアナリスト予想では2024年に黒字転換し、2025年にはEPSがとされている。半導体セクターのSOX指数の2010年以降の平均PERは22倍程度である。株価はPER×EPSで求められるので、22×9.68=213となる。
③民主党、共和党ともにAIをテーマとした政策を掲げている。売り上げの半分以上は米国であり、中国の売り上げは14%程度。共和党が勝利した場合でもトランプは米国企業を優遇すると考えられるので株価には追い風であると考える。