上級編 大循環MACD ~チャート上に浮き上がる変化の兆しを感じよう~(2659)サンエー 日足チャート
移動平均線大循環分析は本当に優れモノで
トレンド相場が一目でわかるのと同時に、もみ合い相場も一目でわかります。
背景にある上昇、下降の色が黄色と水色となっているので、
同色が続いているときは、トレンド相場、交互に入れ替わるのはもみ合い相場と一発で分かります。
今回は移動平均線大循環分析から派生して進化したツールである大循環MACDの動きも合わせてみていきましょう。
チャート分析を勉強する理由は、将来を完ぺきに予想することではありません。
絶対に儲かる銘柄などといったものはありません。
相場に「聖杯」は無いのです。
では、なぜチャート分析を学ぶのか。
それは、チャート上に浮かび上がるヒントを一つでも多く発見し
エッジ(優位性)があるところを狙い打ちするためなのです。
ではヒントを探しに行きましょう。
下降トレンドが続いていました。
そこからもみ合い相場に移行しています。
一番底から二番底を付けてから、200日EMAに挑戦しています。
一回目は失敗でした。
そこから二番底を割って崩れるような動きを見せました。
ところが、一番底は割らずに再度200日EMAに再挑戦しています。
そうです。この動きです。
この動きの時のMACDの変化に気づくかどうかがポイントなのです。
勿論、ここからどうなるかは分かりません。
答えを求めてはいけません。
変化の兆しを探すのです。
その点に気づくとチャート分析が一気に進化するはずです。