現状を理解することが大事!(5406)神戸製鋼所 週足
決算が上方修正されて株価が上昇してきました。
では、この上昇をチャートで見るとどう案っているのでしょうか?
結論としては、ここから大局のトレンド転換につながる可能性が出てきましたが、チャート的にはまだまだ、乗り越えなければいけないポイントがあります。
まず、上昇のN波動が出てきました。
これによって、昨年のもみ合い相場は上抜けてきました。
しかし、2021年の5月の高値を更新しない限り、チャート的には大局のトレンド転換の可能性が出てきたとはいえません。
まずは、赤い線で描いた上昇のN波動が出現するかどうかを見ていきましょう。
その後に、黒い水平線を上抜ければ、大局の下降トレンドが終焉したことになります。
それまでは、大局の下降トレンドが継続している中での、一時的な戻りの可能性もあるということを理解しておきましょう。
大事なことは、「上がる」「下がる」と決めつけてトレードしてはいけないということです。
今、上昇しているから、トレンド転換して上昇トレンドになったと決めつけないでください。
まだ、大局の流れは上記で解説した通りです。
攻めながらも、守りも大事にしましょう。
決め付けたトレードは厳禁であり、大怪我に繋がるということを理解しておきましょう。