20年4月、コロナ禍OPECプラスの減産協議がまとまらず
サウジアラビアが逆ギレ増産表明したことで
マイナス40ドルもの歴史的安値を示現したWTI原油価格。

その後、米国の仲裁で慌てて協調減産で合意。
OPECプラスの原油減産が継続していることや
米国のシェール生産の戻りが鈍いことなどから
原油在庫がタイト化しており
WTI原油価格は21年3月67ドル台まで上昇しています。

この水準はリーマンショック前の最高値である147ドルから
引いた高値のレジスタンスラインでもあり、
ここを月足終値でしっかりと抜けてくるかどうか。

このレベルには一目均衡表の雲も位置していますが、
ちょうどねじれに差し掛かったポイントで
雲の上に顔を出しており、
このまま勢いよく上昇する可能性も秘めています。

もし、反落した場合の押し目買いポイントは
フィボナッチリトレースメントで探ります。

さすがに昨年3月のマイナス40ドルはノイズ。

昨年4月の月足の実体安値となる18ドル前後を起点に
67ドルまでの値幅に対しての38.2%押しが49ドル前後。
半値押しまであれば43ドル近辺。
(そこまでの下落はないと考えています)
足元ではレジスタンス超えとなるような材料が
出てくるかどうかに注目ですね。
Chart PatternsTrend Analysis

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