今週の振り返り
今週は行き過ぎたリセッション懸念を払拭するように上昇をしました。
上昇はおそらくショートカバーを巻き込んで反発しており、上昇した先は75日出来高加重移動平均線を上抜けて、8月1日の下落する前の水準まで戻っている。
7日出来高加重移動平均線が75日出来高加重移動平均線とゴールデンクロスしていけるなら、上昇トレンドに戻ってくる可能性がありそうだ。
ただし下落してた日に比べ出来高が薄く、裏付けに乏しい上昇なので反落には注意。
7月16日の高値から8月5日の安値までで引いたフィボナッチリトリースメントを見ると現在78.6%まで上がってきている。
この78.6%と8月1日の高値を超えることができれば7月16日の水準まで戻す兆しが見えてくる。
逆に78.6%の付近で反落する場合には、もう一度多少の下落をこなしながら調整する可能性が残る。
急回復してきたので上昇がスピードダウンするなら、一時的には多少の下げに付き合う必要があるかもしれない。
次週のシナリオ
①上昇する場合
フィボナッチ78.6%と8月1日の高値を上回る場合は5700を目処に上昇する兆しがある。
正しい利益ゾーンに差し掛かるので売りが強くなることには注意したい。
7月16日の最高値を上抜ける場合は5800を目途に上昇する可能性がある
②下落する場合
上昇が腰折れて反落する場合は、まずは75日出来高加重移動平均線やフィボナッチ50%付近を目処にサポートされるか確認したい。
それ以上に下げる場合はフィボナッチ38.2%から23.6%の間でサポートされると期待する。