7月から再び駆け上がってきたユーロドルですが、8月に入り1.17と1.20間でのレンジの動きになりました。
そして9月、レイバーデイ明けの本日より大きな動きが出てくるのでしょうか。
今週のシナリオは3つです。
(1) 現時点でトレンドラインの下限近くまで来ているため、ここから再度直近の山の高値である1.2011越えを狙ってくる
(2) 一旦レンジの下限の1.1750もしくは1.1700付近まで下がった後、レンジの上限である1.2011越えを狙ってくる
(3) 結果的に上がるにしろ、1.1700を切り1.1500付近まで (来週以降も含め) 調整を行う
前回ユーロドルが大きく上に伸びた2017年から2018年にかけては、二段階に分けて上がっており、最初の山から76.4%を多少抜けた辺りまで一旦調整が入りました。
今回の最初の山を1.2011とすると76.4%はちょうど1.17付近になります。大きく上げてレンジに入って5週間ほど経ち、そろそろ調整が始まってもよい頃ではないかと考えます。
もしレンジがまだ終わらないとしても、1.20を後ろにショートで1.17付近で利確のポジションが無難かと思います (損切りは1.2011を越えてその翌日も高値更新した場合)。
今週は、ユーロはECB、ドルは夏休み明けの米株式市場に注目が集まります。