7/22の米国株は7月のPMIが弱かった影響もあってか下落して終わりました。
景気減速からの緩和期待で上昇する可能性もありましたが、景気後退懸念からの下落のほうが大きかったようです。

今後の相場を予想する上で、HYGの動きには気をつけたいですHYGは米ドル建てハイイールド社債で構成される指数に連動するETFとなっています
ハイイールド債とは、利回りが高く信用格付が低い債券のことで、ジャンク債などともいわれます。
構成としては債券格付がBBのものが約50%となっています。
ハイイールド債はリスクの高さから、相場の状況に敏感に反応する傾向があります。
例えばS&P500は2022年1月に高値をつけてから下落トレンドに入りましたが、
HYGは2021年9月に高値をつけてからは高値を更新せず下落トレンドに入っています

現在、S&P500は6月16日にボトムをつけてから反発局面に入っていますが、
HYGを確認してみると6月13日にはボトムをつけ反転しています
直近の反発局面にがどの程度続くかわかりませんが、景気後退懸念がより台頭してくるとHYGが頭打ちとなり
その後S&P500も再度下値を模索してくる可能性もあるため、HYGの動きには注目していきたいです
HYGTrend Analysis

他のメディア:

免責事項