現在、現物が36,600円、先物が36,400円付近にあります。このあたりを目安にしてトレード戦略を組み立てるのがポイントですね。注目すべきは、下方向に36000円の窓があることです。この窓を埋めにいく動きが出るかもしれません。500円幅の下落が週明けに来る可能性はありますが、焦って売り込むのではなく、しっかりと状況を見極めるのが重要です。
私が今注目しているのは、再び36,500円を切り上げるタイミングでの上昇再開です。短期的な下落があっても、ここを越えてくれば次の上昇波に乗れるチャンスが広がります。この動きが来るかどうか、しっかり待つことが大事です。
さて、来週は重要な経済指標が控えています。これも押さえておくべきですね。
- 9月16日:敬老の日(日本は祝日なので動きは少ないかもしれません)
-9月17日:中秋節(中国が祝日、こちらも影響はあるかもしれません)
-9月18日:米国のFOMC、さらに満月です!トレーダーの中には「満月が相場に影響を与える」と信じる人もいますが、私はデータを見ます。
-9月19日:英政策金利とフィラデルフィア連銀製造業景況指数。このあたりの指標も見逃せませんね。
-9月20日:米メジャーSQと日銀の金融政策。ここは特に注目です。日銀の動き次第では大きく相場が動く可能性があります。
そして、9月23日には秋分の日で再び日本が祝日となるので、ここも動きが鈍くなるかもしれません。
来週の相場はイベントが盛りだくさんです。特に米国のFOMCや日銀の金融政策に注目しつつ、36500円を再び突破するかどうかを見守りながら、しっかりと次のチャンスを狙っていきましょう。
それでは、また相場でお会いしましょう!
/// 投機マネーの総量は決まっている ///
トレードをやっている人は、FXだけではなく、株式相場にも目を向けるべきです。そしてその逆もまた然りです。なぜなら、世界中の投機マネーは、特定の市場に留まることなく、常に有利な場所へと動き続けているからです。あるときは仮想通貨、別のときは株式市場、さらには米国債や金などの商品先物市場へと移動していきます。FXをやることで、こういった資金の流れや全体像が見えてくるのです。
また、世界全体の投機マネーの総量はおよそ決まっていて、よほど裏社会の人たち(ワンピースでいえば天竜人みたいな人)がCDSとかデリバティブとかの新たな錬金術を考えない限り増えたりはしない。減りもしないけど。株式相場や金相場が活況で投機マネーが増えたように見えるのは信用創造されて膨らんでいるだけで、いずれ萎むよね。
株式市場が盛り上がっている時期には、日経225をトレードしたり、個別株をトレードすることが一つの選択肢になります。特に、今のように株式相場が活気づいている時には、そういった市場にトレードチャンスがあるかもしれません。
FXをやることで、為替相場だけでなく、他の金融市場にも目を配ることができるようになります。これは非常に大きな強みです。株式市場だけに集中しているトレーダーは、他の市場の動きを見逃しがちです。しかし、FXトレーダーは世界全体のマネーの流れを把握する視点を持つことができるので、より広い視野で相場を捉えることができるんです。
実際、株式市場と為替市場は密接に関連しています。例えば、株式市場が好調だと、リスクオンの流れが生まれて通貨が動きやすくなります。逆に、株式市場が不安定だと、安全資産への資金移動が加速し、為替相場にも影響を与えます。こういった相関関係を理解していると、トレードのチャンスが増えるのです。
また、FXのトレード技術は、株式相場にもそのまま応用できます。チャートの読み方やリスク管理、エントリーポイントの判断など、基本的な部分はどの市場でも同じです。FXで培った技術を株式相場に応用することで、より幅広いトレードが可能になります。
一つの市場にこだわる必要はありません。トレード技術は、どの市場でも使えるものです。ですから、FXトレーダーも株式相場をチェックして、場合によってはそちらでトレードを行うことも視野に入れるべきです。逆に、株式トレーダーも為替相場を意識することで、リスクの管理やトレードチャンスを広げることができるでしょう。
結局、トレードの世界はすべてつながっています。株式市場も、FXも、仮想通貨も、商品先物も、それぞれが相互に影響し合いながら動いているのです。そのため、一つの市場だけを見るのではなく、常に全体を俯瞰してトレードを行うことが、成功への鍵となります。
トレードをしていると、目の前のチャートに集中しがちですが、少し視野を広げて他の市場にも目を向けてみましょう。FXで得た知識や技術を、株式市場や他の市場にも応用することで、トレードの可能性は大きく広がります。トレードは奥が深いですが、視野を広げてチャンスを掴むことで、確実に成果を上げることができるでしょう。