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ナスダック100先物、7日出来高加重移動平均線を下抜け

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今週の振り返り

今週は前半上げて後半下げる展開。6月17日の月曜日に上昇したが、その勢いは火曜日から水曜日にかけて失速していた。
6月20日(木)に最高値をつけたが、上ヒゲの下落はじめ。
先週の上昇の短期ターゲットは20,000前後と書いていたが、最高値は20,111で20,000の節目を上抜けたことは良かったかもしれない。

6月21日(金)のMSQでは、大きな下落には繋がらなかったが7日出来高加重移動平均線を下抜けた形だ。
S&P500は7日出来高加重移動平均線の上で引けたが、ナスダック100はやや弱い値動きとなっただろうか。
生成AIテーマだけで引っ張るには現状では、半導体関連の値動きが弱まると指数にも影響しやすい。

6月28日(金)のPCEまで大きなイベントはないが、生成AIテーマの値動きに左右されやすいかもしれない。
MSQは大きな値動きにならなかったが、生成AIテーマが値動き弱いうちはナスダック100もつられやすい。逆も然り。

しかしナスダック100の50dMAより上にある銘柄は先週末54%から今週末65%まで上昇しており、個別銘柄で見る限りは復調している。

値動きが弱い場合はもう一段下へ向かうが、21日出来高加重移動平均線を下抜けるまでは特に気にする程ではない。
上に向かう場合は最高値超えしていけるかが焦点だが、EPS予想が伸びていない時期なのでこれ以上の上昇は割高感が増していく。
上がるには好材料がほしいところ。

次週のシナリオ
①上昇する場合

最高値20,111付近にまずは戻せたときは上抜けるか反落するかを勢いの強さを見たい。

20,111を上抜ける場合は20,300付近が短期ターゲット。

②下落する場合

弱めの値動きを次週も引き継ぐ場合は、フィボナッチ23.6%が次の目処。
21日出来高加重移動平均線もこの辺りに上がってくるが、ここで止まって反発できるなら下落自体も弱く日柄調整程度で上に戻っていけるかもしれない。

フィボナッチ23.6%を下抜けていく場合は、フィボナッチ38.2%がサポートとなるか確認したいライン。

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