US100 CFD

ナスダック100先物、上昇後の休憩

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今週の振り返り

今週も高値・安値ともに若干切り上げで最高値をわずかに更新しました。しかし1週間を通してはほぼ横ばいの動きです。S&P500が3波完成の上昇を示さず、ナス100も同様の値動きでした。

今週はボリンジャーバンド(私の特殊設定)+2σからは少し離れて横ばいで動きました。+2σをはって上がる強い上昇が一服して休憩期間となっています。VWAP付近をウロウロして、明確にVWAPを下抜ける動きがありませんでした。まだ3波完成後とはいえ波は続いて上昇が終わったとは言えません。

またSPY/TLTを見ると、今週も上昇しており債券より株式優位な状況が続いております。SKEWは少し上昇し始めているのでオプションの動きには注意が必要かもしれません。VIXも上がってくると下落開始するので、市場の下落シグナルが示され始めたらナス100の短期調整に気を配りましょう。

今は21日出来高加重移動平均線の上をキープして上昇トレンド継続といった状況ですが、今週横ばいだったため、徐々に株価と21日出来高加重移動平均線は接近し始めています。21日出来高加重移動平均線が接近したときに反発するか、下抜けて下落するか要観測なポイントになります。

21日出来高加重移動平均線を下抜けた下落が続かないなら、下落した場合でも日柄調整の範囲でベース構築していく可能性があります。下落シグナルが明確に示されず値幅調整になるようなリスクが実現していない今は、まだ21,000を下回るような動きとなる可能性は小さいでしょう。

次週のシナリオ
①上昇する場合

休憩後、一段上を目指すなら、次は23,300あたりを見込みます。

②下落する場合

先週末と変わらずですが、反転して22,300を下抜けてくると調整する動きに変わるかもしれません。まずは21,700~21,800前後の出来高が厚い価格帯の軽い調整かどうかを確認することに。ちょうどフィボナッチ78.6%付近となります。

その次は黄色のボックスゾーンの上限がサポートラインのテスト場面です。今のところは下落してもこの黄色のボックスゾーンあたりが下落最大限と推察します。より大きな下落があるとしたら、インパクトのあるネガティブな材料が起きたときでしょう。

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