FX:USDJPY   米ドル/円
今週のJPYのファンドのポジション動向を分析すると140.37近辺で大口とレバレッジファンドはロングもショートも減少、小口はロング減少、ショート増加、アセマネはロング増加、ショート減少となっています。ネットポジションは小口とレバレッジファンドはネットショート増加となっており、大口とアセマネはネットショート減少となっています。以上の観点から相変わらず大口とレバレッジファンドはネットショート積み上がりすぎの水準を維持しており、一部のレバレッジファンドのプレイヤーは140.37でJPYショート(USDロング)を更に積み増したことから、この近辺まで再び上昇してくるのであれば上値が重くなるのでしょうか。まだJPYショートがかなり積みあがっているため、これらを巻き戻す形で更に続落する可能性も視野にいれる必要がありそうです。

現状は、エリオット4-3とABC調整後の下落となって中長期の下落5波目スタートの両シナリオを想定しており、短期的にはエリオット下落3波目継続中、もしくは4波目に移行したように見えるため、まだ続落してもおかしくないように見えます。但し、これだけ3波で強く下落するとフェイラーすることもあるので微妙なところではありますが、買いを検討するのであれば再度136~137.30まで下落して下値が固いようであれば買いを検討するのが良さそうです。もし、強く下落した場合は135.10~133.70に引き付けて買いを検討するのが良さそうです。

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