ニュース記事の一部抜粋ですが2023年度雇用者数の下方修正がドル売りの要因との記事を見つけました。
※「(略)2023年度雇用者数(2024年3月分まで)が100万人の下方修正になるとのうわさがドル売りにつながっている。」
8/19の値動きは、これをトリガにしてNYOPカット(OP19日)めがけて動いたという流れだと考えています。
そこで今回の投稿では、Tradingviewでは米国指標も見れるので、
USNFP(米国 非農業部門雇用者数)を見て噂が事実なのか検証してみようとの試みです
USNFP(米国 非農業部門雇用者数)の一部を表にまとめたもの
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結果 予測 前回
2024/9/6 -- -- 114K
2024/8/2 114K 175K 179K
2024/7/5 206K 190K 218K
2024/6/7 272K 185K 165K
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・8/2の結果と9/6の前回は114Kで一致しているのですが、それ以前の「結果」と「前回」が一致していないことが読み取れました。
・例えば8/2の前回は179Kですが、7/5の結果は206Kとなり、差し引き-27K
・以下同様・・・ずれていますね・・・
参考にUSUR(米国の失業率)を見てみます
USUR(米国の失業率)の一部を表にまとめたもの
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結果 予測 前回
2024/9/6 -- -- 4.3%
2024/8/2 4.3% 4.1% 4.1%
2024/7/5 4.1% 4% 4%
2024/6/7 4% 3.9% 3.9%
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こちらはすべて前回と結果が一致しています
結論
・参考にしたUSUR(米国の失業率)は「結果」と「前回」が一致しているが、
・USNFP(米国 非農業部門雇用者数)の「結果」と「前回」がずれているという事実は確認できた
噂が上記で示したことを指しているのかは今後の報道を待ちたいと思いますが、
USNFPが他の指標と見比べても「結果」と「前回」がずれているというおかしな表現になっているようです