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トレードアイデアの作成スピードを上げる!ドル円相場の戦略的アプローチ

どうも、猫飼いです。ドル円の環境認識についてお話ししましょう。今、ドル円の環境認識は日足の800MA(移動平均線)に収束していく最終フェーズに入っている状況です。目先の目標としては、先物価格で140.70円付近を目指している動きが見られますね。それに加えて、日経平均が急落していることが、ドル円の下落圧力をさらに強めている要因になっています。

ここでの戦術ですが、13の武器の一つである“短期順張りデイトレード”の売り戦術が有効です。目標として、週明けにはピボットが143円近辺になることが予想されています。ですから、143円付近で売りを仕掛けていくのが一つの狙いどころですね。

ただし、注意が必要です。先週末の急変動によって相場はかなりのエネルギーを消費しました。需給のバランスが崩れているため、週明けの動きがどうなるかはまだ不透明です。さらに、月末ということもあり、市場全体の流動性や動きに変動が出やすい時期です。したがって、週明けの相場の動きを慎重に確認してから、トレードアイデアをより精密に描いていく必要があります。

さて、ここで皆さんに質問です。トレードアイデアを事前に短時間で立てる訓練はできていますか?目安としては1つの通貨ペアに対して15分以内。もし、トレードアイデアを作成するのに数時間かかっているようであれば、それは手法がまだ確立されていない可能性があります。これは非常に重要なポイントです。

トレードにおいて、時間をかければ良いというものではありません。いくらチャートをじっくり眺めたからといって、当てられるわけではないんです。事前に明確なルールや基準を持っているプロのトレーダーなら、チャート上で見るべきポイントは4つ(環境認識、戦略、戦術、場所の情報)だけです。つまり、トレードアイデアを立てるのに長時間かかること自体が異常で、短時間でアイデアを作成できることこそが、トレーダーとしての成長を意味します。

これからの課題は、短時間で効率的にトレードアイデアを立てる訓練を行うことです。特に、今回のドル円のように動きが激しい相場では、素早い判断力と柔軟な対応が勝敗を分けます。時間をかけて考えすぎるよりも、シンプルにそして素早くアイデアを作成する能力が、最終的には大きな成果を生むことになります。

週明けに向けて、皆さんも自分自身の手法と戦術を見直し、効率的なトレードアイデアの作成に取り組んでみましょう。次のトレードに自信を持って臨むためにも、今から準備を進めていくことが大切です。
ノート
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先週あまりにも急激に動きましたので相場が疲弊していたため、週明けの動きを見てより精密にトレードを描いていく時間帯でしたね。月曜のピボットポイントが143円付近でありそこで上昇が止まるかどうかを疑っていましたが止まらず。来週7日期日の大きなオプション144円に収束しています。7日までは動きにくい可能性がありますね。逆に言えば7日以降は下落を再開し、最新の先物価格である142.328円までの下落の可能性ありです。

▶︎短期順張りデイトレード戦術で7日以降に144円から売りたいですね
トレード稼働中
スナップショット

お疲れ様です!昨日の相場、なかなかに波乱含みでしたね。パウエル議長が「利下げペースは急がない」と言った瞬間、マーケットはパニック。フランチェン状態でした。市場参加者は利下げペースが加速するという見方をしていたわけですから、当然といえば当然の反応です。それに、米ISM製造業指数の発表を控えていたこともあって、相場は敏感になっていたんです。

ただ、こんな経済指標の発表や要人の発言、僕らが今やっているトレードにはあまり影響しないんですよ。あくまで大きなトレンドやレジスタンス、サポートラインを見極めるのが大事。もちろん、こういったニュースは経済評論家やYouTuberにとっては絶好のネタでしょうが、僕らのトレードアイデアはもっとシンプルなんです。

さて、ドル円に関してですが、以前からお伝えしていたように、144円には強力なオプションが設定されています。その期限は7日。だから、今週は144円に収束する動きが見られるでしょう。おそらく、クロス円もその影響で下がりにくい状態が続きますね。

この情報を踏まえて、焦らずに今の相場に向き合っていきましょう!では本日もよいトレードを!

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