三角持ち合いは多くの場合上にブレークする

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現在、チャート上に三角持ち合いという独特の形状が出現しており、上にブレークするか、下にブレークするか、ドル円相場の近い未来を決する重要な局面にさしかかっています。

三角持ち合いは、テクニカル分析の概説書などでは上にブレークすることも下にブレークすることもあると説明されますが、実際に過去のドル円チャートを調べると、圧倒的に、三角持ち合いの後は、上方にブレークし、強い上昇トレンドが始まっていることが分かります。

また逆に、過去の大きな上昇トレンドを調べると、その直前にたいてい三角血合いの形状が現れていることに気付かされます。

過去のチャートを、ざっと見返すと、下降トレンドを直後に起こした三角持ち合いは、2002年の足から2003年の前半にかけて現れたものだけでした。

では、下降トレンドの前にはどのような形状がチャートに現れるかといえば、多くの場合は、下降フラッグと呼ばれる形状です。また多くはありませんが、拡散していく「逆三角持ち合い」という形も確認できました。

さて、今回出現している三角持ち合いの形状。来週には判明すると思いますが、今後どのような展開がまっているでしょうか。
ノート
訂正:上の文の「下降フラッグ」は「上昇フラッグ」の誤りです。
ノート
訂正:本文中の 「過去のチャートを、ざっと見返すと、下降トレンドを直後に起こした三角持ち合いは、2002年の足から2003年の前半にかけて現れたものだけでした。 」を下の様に訂正します。

→「過去のチャートを、ざっと見返すと、下降トレンドを直後に起こした三角持ち合いは、私が確認できた範囲内では、2002年の秋から2004年の秋に現れた二つの三角持ち合いのみでした」

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