ドル円は短期的には上昇でしょうか。

ドル円の週足です。

テクニカル的に見てまだ上昇トレンド中ですね。急激な下落の1波が来た後の押し目買いの局面と見るところだと思います。
その急激な下落からもう2週間くらい経ちそうですが押し目買いするにはまだ遅くないように見えます。

テクニカル分析としてはそう見えるんですが私はドル円のキャリートレードが終わりの局面だという事もあり今後は上昇トレンドは終わりで、関心としてはいつ下落トレンドに移るのか?という状態です。

ただし、アメリカの景気後退懸念なんかも今すぐにどうこう動くというのは気が早いかと思います。まだ失業率は高い水準ではありませんし、その他の指標もまだ悪くなっていません。金融機関等が破綻したといったような事象も起きていません。

景気後退という予想が当たったとしても今後1年前後の時間をかけて悪くなっていくんじゃないかという時間軸での話だと思っています。

というわけで短期的には上昇に賭けた方が良さそう。ただし上昇トレンドの継続は難しいだろうから決済タイミングは強気過ぎないように考えたい。でも今後上昇しても今からすぐに下落トレンドに入るという根拠もないので下落に強気で賭けすぎるのも怖い。

といった悩ましい局面なのかと思います。レンジになっていくかもしれませんね。
ドル円のショートをしている私としては暴落はまだ来ていないという事でトレンドの伸びしろはまだ有ると前向きにとらえています。
ショートしている人はまだまだ長い戦いになりそうですね。
Trend Analysis

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