👑トレードアイデア BABA:アリババは来週、習近平再任後の四半期決算を迎えこんにちは。BABA:アリババグループに注目しております。
中国電子商取引大手アリババ・グループ・ホールディングは基本的にNYSE:ニューヨーク証券取引所に上場しておりますが、香港市場にもデュアル(重複)上場しており、今年の年末には香港のセカンダリーからプライマリー上場に切り替え手続き中です。重複上場はよくあることですが、中国企業のそれはちょっと意味合いが違います。米国市場から中国企業が上場廃止によって締め出されており、そのリスク回避のための重複上場ですので、NYSEから締め出されても香港市場がある!と安心もしてられません。
習近平さんが第三目の就任を果たし、習近平体制が永遠に盤石になったため、電子商取引にも習近平の意向が反映されるはずです。習近平さんはアリババを良しとしていないので、アリババ株にとっても向かい風。
週明けに四半期決算も控えておりますが、経営状態よりもむしろ習近平さんの反グローバリズムによる鎖国状態への懸念のほうが強い。中長期的にはまだまだ下落でしょう。米ドルと香港ドルのペッグ制もゆらいできておりますので(「香港ドル ペッグ制」で検索)、無理やり支えているところがあり、アリババの潜在的な株価はもっと安いはずです。
テクニカル的には三角持ち合い、ディセンディングトライアングル(逓減三角持ち合い)の下辺を切り下げ始めたところです。価格は約60ドル/株。この価格帯は2015年に付けた最安値付近でもありますので、抵抗帯でもあり、時間がかかるかとは思いますが下抜けたらあとは25~50ドルもありうるでしょう。
BABA
【アリババ $BABA 】ここが分水嶺 当局との関係悪化で株価動向に注意阿里巴巴(アリババ)は中国の代表的な銘柄ですが、米国にも上場をしています。
今では世界中の投資家が気軽に投資できるものになっています。
さて、アリババは現在も事業を堅調に拡大しており、将来に期待される銘柄の一つですが、現在の下落局面をどう捉えるかはかなり重要となってきます。
特にここ数日は慎重に見ています。その理由は以下の2つです。
・アント上場の見送り
・中国当局による締付け
上記2つの動きを受け、僕は楽観視できなくなりました。
まず、子会社アントの上場延期によって、本来上場で得られたはずの恩恵はほぼ無くなったといえるでしょう。中国全体で盛り上がっていた一大祭りだっただけにその失望感は想像を絶するものになりました。
次に、中国当局による締付けです。当局は、独占禁止法違反としてアリババやテンセント子会社などのIT企業に対し、罰金命令をしました。
参考: 中国が独禁法違反でアリババとテンセント子会社に罰金処分
この2つだけでも、当局、共産党とのコミニュケーションがとても大事な中国企業へのダメージは大きいといえるでしょう。先日、アリババ創業者ジャック・マーは、共産党のメンツを潰す発言もしており、圧力を加えられる予兆がありました。共産党は、メンツをとても大事にしているため、これは「警告」であると捉えるべきでしょう。
この2つが投資家が売る主な動機です。しかし、直近の株価の判断はテクニカルでも見る必要があります。
僕は、 250ドル 手前、 240ドル 手前の2つのサポートラインを考えています。
香港市場も同時に見ていますが、同水準にサポートラインと考えられるものが確認できました。
現在、保有分の半分以上をすでに売却していますが、250ドルを割ったら残りについても判断します。
時間は常に有限。「含み損は損が確定していないから大丈夫」考えるのは甘いです。なぜなら、含み損を抱えているその時間は二度と戻ってこないのですから。
【アリババ/NYSE(日足)】中国の内需がフィーバー中🔥コロナで海外旅行できず引きこもり急増中!中国の内需関連銘柄にはかなり期待しています。
内需といったらそう、中国のアマゾンとも呼べる「アリババ」です。
今年は国慶節と中秋節という祝日が重なっているため、8連休となります。
そこで普通は中国人なら海外旅行にみんな行くのですが、今年はパンデミックで行けません。
そんなわけで本土に人が溢れかえっているのです。
独自ソース(現地)から得た情報によると、都市部はみんな外に出たくなくなるくらい人が多いらしいです。
これはECサイトの売上に期待できます。
さらに、アリババは、ここ数週間でブロックチェーン関連の事業にも出資を始めているとのことで、その事業内容からも後にかなりの利益を得ることになるでしょう。
これについてはまたどこかでお伝えします。
香港市場ではなく、あえて今回は米株で見ています。
なぜならニューヨーク証券取引所は休場じゃないからです。この時期のアリババの価格形成は米株手動です。
直近の株価は、大型連休前に飛びついた投資家が少なからずいたことが9月30日の上昇から伺えます。
また、短期的には調整局面のチャートですが、中長期的には上昇基調となりそうです。