【EURUSD】相場分析20200425 4時間足ショートポイント到来4時間足で売り場の到来したユーロドルの相場分析です。
日足レベルでは小幅な値動きが続き、日足レベルでエントリーポイントがあり、ゆったりスイングトレードといった相場環境ではありませんが、4時間足レベルであれば普段より多少時間軸は短くなるもののエントリーポイントがあります。
通常通り長期足の環境認識から行います。
<長期足>
月足
下降トレンドラインと安値の切り上げラインによる三角保ち合いが形成されています。
週足
月足の下降トレンドの内側で、さらに二つの下降チャネルによる下降が形成されています。
現在のローソク足は下段の下降チャネルの中央線付近に位置しています。
<中期足>
日足
日足ではオレンジで示された三角保ち合いが発生していましたが、これを下抜け、現在は1.08付近に価格が位置しています。
4時間足(マクロ)
4時間足を引きでみたチャートです。
4時間足でも赤の下降チャネル(角度が急な方)と緑の上昇チャネルという二つのサブチャネルを引くことができます。
4時間足(ミクロ)(最上部チャート)
4時間足の直近の動きを観察します。
4時間足でも、4時間足で引いた
・赤の下降サブチャネル(角度が急な方)
・緑の上昇サブチャネル
により三角保ち合いが形成されており、その下限を下抜けた局面であることが確認できます。
そして現在は緑の上昇サブチャネル下限に向かって上昇していますが、その上には赤の下降サブチャネル上限が控えており、ここがレジスタンスとして機能することが期待されます。
<今後のシナリオ>
赤の下降サブチャネル上限からの下落によるショートを狙います。
緑の上昇サブチャネル下限が下に抜かれたことで、このラインがレジスタンスに転換する可能性があります。
そして、赤の下降サブチャネル上限は過去にもレジスタンスとして機能していたラインですので、この二つが交差するポイントでは下落が考えられます。
ただ、二つが交差するポイントの下には過去に意識ラインとして機能していた青の水平線が存在するため、ここを下抜けてからのショートエントリーがより安全です。(赤の矢印)
利確ポイントは月足の安値切り上げライン(緑のライン)
損切りは赤の下降サブチャネル上限を少し超えたあたりに置きます。
R&Rは3を超えるので、十分優位性の高いエントリーポイントです。
Eurusd-3
ユーロドルは踏ん張ることができるかどうかに注目!? OANDA:EURUSD
昨日のユーロドルは上値が重い推移となり、1.08を割り込み、1.0755付近まで下押す動きとなったものの、米国時間には1.08台中盤まで反発、その後は再度押し戻される不安定な推移が続きました。時間足チャートを見ると、上値の重さが意識される動きとなっているものの、サポートの1.0755を割りこむには至らず、この水準で踏ん張ることができるかどうかに注目したいところです。この水準をしっかりと割り込むことができれば下落基調継続への可能性が高まるのに対し、割り込まずに、または短期的に割り込んで大きく反発するような動きとなった場合は、下落過程で構築された売りポジションの決済売りが進み、反発地合いに転じるというシナリオも頭の片隅に置いておきたいところです。
【EURUSD】相場分析20200419 狭まる三角保ち合い 安易な長期ポジション保有は危険三角保ち合いが継続中のユーロドル。
引き続き方向感のない相場が続いています。
こういう状況での新規長期ポジション保有は危険ですので、特にスイングトレードをされている方は控えるのが得策です。
では1週間の相場の振り返りから今後の展開を考えていきましょう。
<長期足>
週足
長期下降トレンドが継続中です。
この下降トレンドを赤とオレンジ2段の下降チャネルでモニターしています。
2つのチャネルの中央に達したらショートしてもいいかと考えていますが、2020年3月以降の高ボラ相場でこのラインが機能していないので少し様子を見ようと考えているところです。
また二つのチャネルを一つの下降チャネルととらえた場合、現在の価格水準はチャネルの中央より下半分に位置するため、買いを狙っていきたい価格帯であるものの、まだチャネル下限までは相当な距離があり、なかなか今すぐのロングを狙える局面にはありません。
<中期足>
日足(最上部チャート)
日足では三角保ち合いが継続しています。
これまでオレンジの三角保ち合い内部で値動きが続いていたのが、価格が上抜けして再度下落。
結果として新しいピンクの三角保ち合いが形成されています。
現在の価格水準は1.09と1.08ラインの真ん中に位置しており、このピンクの三角保ち合いを上下どちらに抜けるかは正直わかりません。
通貨としてのドルの強弱をドルインデックスでみてみましょう。
以下はドルインデックスの日足チャートですが、こちらも参加保ち合いを形成中。
上下どちらかに抜ければユーロドルの値動きにも影響していきますが、今のままでは方向感がなく、どちらに抜けてもおかしくありません。
<ドルインデックス日足チャート>
方向感がないので、特にスイングトレードトレードしないのが賢明な局面というわけです。
機関投資家のポジション推移を見てみましょう。
以下はIMMのユーロドル機関投資家ポジションの推移ですが、直近ユーロ買い(ドル売り)に傾いていることがわかります。機関投資家はユーロを買って行っている訳なので、長期的に見るとユーロドルは今後上昇していく可能性はあります。
ただ、今の相場の局面でいきなりロングというのは、チャネル内の価格水準的にもなかなか難しいところなので、買うのであれば、価格が下降チャネル下段まで下がったところでしょう。(その時にまだユーロ買いが継続しているのであればですが)
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4時間足
もう少しミクロな観点での状況を確認するため4時間足をみてみます。
4時間足ではさらに赤と緑の下降、上昇サブチャネルを引くことができます。
現在の価格の位置は赤の下降チャネルを上抜け、さらにその後緑の上昇チャネルの下限を下に抜けてきた局面。
上昇チャネル下限を下に抜けたので、デイトレなどの短期目線であればここから売りを狙っていくのはありでしょう。
ただし週足で引いた赤の長期下降チャネルでは現在の価格帯はチャネル真ん中に位置しているので、ここから上がって行ってしまう可能性も考慮した立ち振る舞いが必要です。週足の二つのチャネルを一つの大きなチャネルとみたときも、現在の価格帯はチャネルの下段、つまり安い価格帯に位置していることからやはり上昇していく可能性があり、長くポジションを保有するというのは避けたいところです。