先のFOMCでは、パウエル議長も「不動産市場は弱い」と発言しておりましたし、FRBの金融安定報告でも「バリュエーションの水準は高く、住宅価格は衝撃の影響を特に受けやすい恐れがある」とあります。 まだまだバリュエーション(価値評価)は高いですが、下落傾向にあります。リーマンショック時もサブプライムローンの破綻で住宅市場が崩壊したことが発端となりましたので、私たちもそろろろ住宅市場、不動産市場の崩壊を警戒してもよいのではないでしょうか。リーマンショックを描いたドキュメンタリー映画「マネー・ショート」などもありますので、何かが起こった場合どうすれば儲かるのか?は事前に予習できるかと思います。とはいえ、映画の主人公のようにヘッジファンドやプライベートバンカーなど「ISDAマスター契約」の資格者でなければ「それ」を取引することはできま...