ドル円が昨年2022年9月につけた143円を突破し、145円以降の水準が再び射程に入りつつある。 2023年4月以降約3ヶ月にわたってドル円はほとんど大きな下げを経験することなく円安方向の動きが継続しており、今後の動向が気になっている方も多いであろう。 そこで今回の投稿では投機筋ポジション動向から読み取ることができるドル円の底堅さの理由を共有したいと思う。 ドル円週足 以下のチャートはドル円週足にCFTC(米商品先物取引委員会)が公表している投機筋のポジション動向を重ねたものである。 (紫が円ショート、緑が円ロング、青がネットポジションの推移) ...