SPX(S&P500指数)週足での長期的観測 3つの指標(エリオット波動・ウォルフ波動・フィボナッチ)から見えること。仮想通貨ばかりでなく、
一般的なチャートも見ていきたいと思います。
SPXの週足での長期的観測を書きたいと思います。
長いことスパイダー系の指数連動型ETFでおいしい思いをしてきたけど、
この1年の下落続きですっかり熱が冷めてしまった個人投資家をよく見ます。
では、今年はどうなのでしょうか。
年始よりも今ならだいぶ答えらしいものが見えてきました。
まず、長年の上昇の波、つまりエリオット・インパルス5波が終わって、
次の上昇のための調整期間(エリオット修正波)であると仮定しましょう。
というのも、グローバルな視点で見たとき、世界的なインフレの波が育っていますから、
たとえ世界的な不景気になったとしても、価格は上がり続けると見るのが自然だと思うからです。
では、修正波だとした時、どのくらい下落するでしょうか。
まずA波の終了がエリオット0~5にフィボナッチを引くと
「0.236」で押し目をつけていることから、フィボナッチが非常に強く意識されていることがわかります。
ですので、セオリーから行くと、
修正波Aの長さの0.618、0.5
トレンドライン(黄色の線)
フォルフ波動ライン(赤色の線)
修正波Aの長さの1.618
上記の順で意識されていくポイントになると予測できます。
特にウォルフ波動ラインは強く意識されるラインになりますので、
少なくとも赤い線までは押してくると見るのが自然でしょう。
ですから、この数年はブルというよりベア。
ブル商品を買うにしても、
意識は常に下向きに見ておいたほうが得策なのかもしれませんね。