XRP/USD 現物の仕込み時か。長期的に見て買いたい根拠今日はXRPの長期的相場について考えてみたい。
現在の週足チャートにおいて、絶対に意識しておきたいポイントは以下の3つである。
①¢27〜¢30の価格帯(青色ライン)
②コロナショック以降の上昇トレンドライン
③各種移動平均線の位置関係
まずは①。2017年以降のXRP市場において、最も意識されていると言っても過言ではないのがこの青色ラインである。このラインについては、直近3年間において何度もサポート&レジスタンスを繰り返してきており、2019年8月にこのラインを下抜けて以降、一度もブレイクできていない。2020年に入ってからはこのラインのブレイクに2度チャレンジしたが失敗に終わっている。
このような状況がある中で、②に移る。3月におきたコロナショック以降、Wボトムを描きながら着実に相場を押し上げてきた。上昇トレンドラインも強く意識されつつ、上値は水色ラインにレジスタンスされている状況から、チャートパターンとしてはアセンディングトライアングルの形状となっており、上抜け期待が高まりつつある状況である。
最後に③。ここまで短期、中期、長期移動平均線は乖離していたものの、直近においてやっと収束してきた。各種移動平均線は収束と拡散を繰り返しながらトレンドを作っていくことは周知の事実であるが、短期移動平均線も上向きになっており、ここからのゴールデンクロスも見えてきている。
このような状況の中、最大のカンファレンスであるSWELL2020の開催まで1ヶ月を切っている状況である。
安易なロングは控えないといけないものの、しっかりとした戦略を持って中長期的に買っていくには最適なタイミングなのではないか、と筆者は考えている。