🔴ファンダメンタルズマスター 香港ダラーはいよいよペッグ制維持が破綻か香港ドルは言わずと知れたドルペッグ制の通貨であり、米ドルと同等の価値とされています。それが昨今崩れそうだよというお話。
たしかにチャートを見ると中長期的に大きなスイングを描いているようにおもえます。現在はその上辺に位置。
香港ドルの存在価値が揺らいでいるように思えます。香港ドルを買う人がいないのです。ほっとくと今にも上にブレイクしていきそう。中国が必死に防戦買い(米ドル売り香港ドル買い)をかなりの期間仕掛けているように見えます。一般市民の間ではすでに暗号資産の利用が増えておりますし、貿易などビジネスにおいても信頼性が揺らいでいます。
香港ドルは、中国中央銀行も発行できますし、香港のスタンダードチャータード銀行(イギリス資本)、HSBC(イギリス資本)が発行権を持っており、富裕層が中国元をドルに無償で交換し国外に流す便利な窓口になっていたわけです。
習近平さんが第三期目に突入し、いよいよイギリスとそういった利権を利権を享受している人たち(習近平と敵対している勢力)を排除し鎖国政策を採っていくでしょうから、香港そのものも中国に吸収していくであろうと思います。当然香港ドルは必要なくなるでしょう。※台湾ドルも同じような流れになる可能性。
香港当局の外貨準備高も激減しており、中国の支援がなければ物理的にもペッグ制を維持することはできないのではないか。
私達はそれを利益に換えていきたいところ。香港ドルを売りたいですね。
しかし今すぐではありません。かなりの期間がかかるでしょうから、TradingViewにてアラートを設定したまま待っているところです。