【トルコリラ/円 日足 03/18】ボリンジャー1σ内側に潜り込むか。昨日前倒しでTCMBは政策金利発表を行い、1%の利下げで9.75%。エルドアンの目標であった一桁台の金利へ到達した。
発表後は一時的にリラは売られ6.5手前で切り返し現在は6.4台で推移している状況を踏まえて、個人的な今後3ヶ月程度のリラ円の展望を書いてゆきたい。
コロナウイルスがトリガーとなり世界的に金融市場の動揺が続く状況でTCMBが利下げを行ったのは、大義名分があったにせよ各国と結果的に協調して利下げを行ったことは正しいと判断している。トルコ国の失業率の悪化や、今後の世界的な経済状況の展望を踏まえると金利が高い状況はファンダ的に悪影響を及ぼすのは必須である。
重ねてTCMBはリラ通貨防衛策として継続してドル売りリラ買い介入を実施してきた。TCMBの腹心は財政的に厳しい状況であり、利払いを増やす高金利は現状大きな負担になることが容易に想像できる。したがって今後もTCMBは世界経済の減速を名分とした低金利政策を継続してゆくことをシナリオとして考えている。そもそもリラという通貨の下落要因の一つに市場との対話をエルドアンが行わず、独自の金融政策を持ち込んだことも一素因としてあるため、世界経済と対話を行いながら金融政策を行うことは市場の安心材料の一つになる。
通貨展望に関しては、この1ヶ月は世界的なドル需要の高まりやトルコ国内のコロナウイルス感染者の増加リスクで頭の重い展開が続く。しかし同時に原油価格の下落や米国の誘導目標が0に近い状況へと利下げを行ったことが今後追い風となり、リラは投資妙味がある通貨になる可能性が出てきた。今後の連鎖的な金融不安へを前提とし、新興国は好材料と悪材料が交差する状況となると見ているがトルコについてはエネルギーコストが改善することで悪材料を消化する好機ととらえ、個人的にはここ数日で押し目は買う方針へと転換した。
したがって今後3ヶ月の トルコ/円の位置としては16.00円−18.00円、ドルリラについては6.0−6.5を中期的レンジ として予想。
直近1週間であれば、矢印で記載した日足の21日ボリンジャーバンドの1σへの内側に入り込むことと、ADX&STDDEVが下がり始めて買いのエントリーとして捉えたい。加えてドル円、VIXの状況が垂れ始めてきてからの打診購入が円売りの安心感を誘う。
高ボラティリティ、1日の値幅が1ヶ月ほどの状況の中でエントリーを行うのなら先にストップポイント置いて取引を置く事、自身の資産管理の徹底。この手段以外に大相場は勝ち抜く術は限られている。ストップと資産管理、この2つこそがリーマンショックで僕自身が学んだ唯一の資産を残す手段であることを肝に銘じ集中力を維持したい。
USDTRY
【トルコリラ/円 2時間足 1/24】今後は18−18.50円レンジっぽい。おはよ。
昨日の値動きを見てたけど、今日からは見通しをショートから中立へと移行し今週節目の18.50円を終値で超えられなければ、18-18.50円のレンジで推移すると見ることにした。リラは18.60円を下回ってくると18-18.50円ゾーンに移行する確率がかなり高いというのが分かったので、ダラダラ感満載でレンジ相場かな〜ってね。
だから売り持ちもマイナススワップ大きいから、当面の投資戦略は「急落時の押し目買い」に焦点を当てるつもり。
利下げしTCMBのリラターゲットも6.0を超えてきてるだけに、通貨安政策を継続して輸出を上げる方針に当面は変更はないんじゃないかな。なので中長期で20円を超えるような場面はしばらくは難しいよ。ドル円も持ち合い離れするか微妙だし。上げることもあるかもしれないけどね。。
といっても逆に一気に17円を下回ってくるかは悩ましい、政府介入がある間はドルリラも5.95付近から介入している感もあるし今のところは新コロナウイルスの猛威が落ち着いた頃、2月頃のTCMBの政策金利発表1週間前ぐらいからぼちぼち買えば良いんじゃないかな。って思ってる。
こんな相場は無理せずチャートをジーッって見てるのが一番の戦略かもしれない。と思う今日このごろです。
関係ないけど、毎予想チャートがかなりいい感じ♪俺って天才w
【ドルリラ 12/24 6.0を目指す流れだが・・】ドルリラはレジスタンスゾーンの5.8を超えてから一気に相場が持ち上がる形となっている。
米国の国防承認法の可決にトランプが署名したことにより、6.0を一気に超えるのではないかとも予想していたが現時点では5.94-5.95付近で推移しており保ち合いで上がるか、それとも年末にかけてリラが若干買われ5.9付近で落ち着くか。
現時点では6.0以上での売りも見られないことから引き続きドル買いメインの傾向が強い形のため、安易なトルコリラ買いは控えたい。
ちなみに緑のラインは2018年から揉み合いで推移した部分を表示した。
もし逆張り的に打診購入を行いたいのであれば日足のトレンドが収束し、ボリンジャーバンド内にチャートが入り込んでからが望ましい。トルコ/円も同様でドルリラ主体の相場展開のため、ドルリラをよく吟味してからのエントリーがリスク的にも少ないと見ている。
トルコリラは「下がる下がる」と思いつつも、実際は良く分からないというのが正直なところ。長期的目線では精度が落ちるので先のことは考えずに取引することが火傷を負わない秘訣のように思う。
【トルコリラ/円】ドルリラ5.8を超えて来る相場には要注意。トレンドが出始めたので久しぶりに投稿します。
今週のTCMBの発表を控え市場は大幅な利下げを警戒したのか、金曜日の市場は米国の雇用統計発表後からトルコリラ/円は値を下げ始めて一時18.73円付近まで売られました。ドルリラも5.76を超え始めており今後警戒するドルリラの水準は5.8付近、去年の暴落水準からの抵抗線を超える可能性が出てきたのでリラは売り目線に切り替えています。
4時間足では14日ADX,26日標準偏差ボラティリティが立ち上がり、既にリラ売トレンドが出ているのですが日足までADX,STDEVが立ち上がると、今回は大きなトレンドになる可能性があります。トルコリラ/円トレーダーは今後のドルリラの動き注視する必要があるかもしれません。
【10月14日トルコリラ】日足のドルリラはトレンド発生中。6.0を目指す流れ。9日に始まったシリア北東部のトルコ側部隊によるクルド人勢力への攻撃は拡大を見せています。
14日時点で民間人の死者は60名以上、トルコ側は更に勢力を拡大していますが米国サイドは先程シリア北部に駐留している米兵1000人に対して撤収を指示したようです。
今回トランプが指示した撤収については、Daishへの掃討作戦に貢献したクルド人を見殺しにした。と米国サイドでは相当な批判を受けており、対してクルド人勢力は今回のアメリカの対応に業を煮やしシリアへの支援要請を行ったようです。
シリアとトルコとの戦い、という構図になれば一気に紛争ではなく戦争という厳しいシナリオを想定する必要があり、トルコリラ市場も現状ではリラは買う余地はない。と考えています。
テクニカル的にもドルリラではSTDEV&ADX双方が下方向から立ち上がり強めのトレンドを呈しており、今後6.0付近を目指す流れとなりそうです。
ドル円が108円の場合、ドルリラが6.0であれば
108/6.0=18円となりさらなるドルの上昇があるようならストップを巻き込み、相場が走る可能性があります。ドルはロングでの
保有が堅実と受け止め本日はリラは売り、のみです。
【トルコリラ円10/4】引き続きドル中心とした動きが続く。10/3にトルコの政策金利を占うビック指標、CPIが発表となりましたが数値は以下の通り。
9月消費者物価指数(CPI)(前月比)△0.99%
9月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)△9.26%
と前回の二桁台からの数値からは大幅な改善が見られています。しかし結果を考察するとTCMBの金融政策や国内のインフラ事業が功を奏したというわけではなく、世界経済全体が景気減速を示す現在の環境に連動した数値として考えています。したがって今後
冬場にかけての燃料コストがどの程度トルコ国内の市況に反映されてくるかを、来月以降の評価ポイントとして注視するところです。
一方、同日23時に発表された米国の9月ISM非製造業景況指数(総合)の指数が市場予想値から大きく低下し、結果は52.6と前月から▲3.6減でドル円は大きく売られました。
ドル円については多くは語りませんが、トルコリラについては現状ドルと連動する形で動いているため上値は引き続き重い展開を本日以降も予想しています。
テクニカル的要素としては、私の場合標準偏差ボラティリティとADXの26日に設定し4時間足を中心に取引をしています。標準偏差ボラティリティはやや垂れてきているために、当面は下値不安はあるものの18.60円を切らなければダラダラとした相場が続きそうです。前日同様、18.70円付近でのもみ合いを抜けない限り19円台への定着化は難しいと見ています。